ウォルフ【Hugo Wolf】
[1860〜1903]オーストリアの作曲家。300を超える歌曲は、ドイツロマン派リートを独自の高みに導いた。「スペイン歌曲集」「イタリア歌曲集」もよく知られている。
グロティウス【Hugo Grotius】
[1583〜1645]オランダの法学者。国家や宗教の枠組みを超えた自然法的合理主義に基づく国際法を体系化し、自然法の父、国際法の祖とよばれる。著「戦争と平和の法」「自由海洋論」など。
グース【Hugo van der Goes】
[1440ころ〜1482]フランドルの画家。深みのある空間表現と人物や草花の写実描写にすぐれ、ブルゴーニュ公家の宮廷で活躍。作「ポルティナリの祭壇画」など。
フーコー【Michel Foucault】
[1926〜1984]フランスの哲学者・歴史学者。構造主義の立場から思想や知の認識論的研究に大きな業績をあげた。著「狂気の歴史」「言葉と物」「性の歴史」など。
フーシェ【Joseph Fouché】
[1759〜1820]フランスの政治家。革命期には反革命派を弾圧。のちテルミドールの反動に加担。総裁政府・ナポレオン時代・王政復古の間は警察大臣として権勢をふるった。「変節の政治家」として有名。
フー‐チンタオ【胡錦濤】
⇒こきんとう(胡錦濤)
フーバー【Herbert Clark Hoover】
[1874〜1964]米国の第31代大統領。在任1929〜1933。共和党出身。大恐慌の克服に失敗した。→ルーズベルト
フーリエ【Jean Baptiste Joseph Fourier】
[1768〜1830]フランスの数学者・物理学者。熱伝導の理論的研究を行い、それに用いたフーリエ級数は解析学に大きく貢献した。著「熱の解析的理論」など。
ホフマンスタール【Hugo von Hofmannsthal】
[1874〜1929]オーストリアの詩人・劇作家。新ロマン主義の代表的作家で、繊細・典雅な作風を示した。韻文劇「痴人と死」、オペラ台本「薔薇(ばら)の騎士」、小説「影のない女」など。