ほさか‐かずし【保坂和志】
[1956〜 ]小説家。山梨の生まれ。西武百貨店のコミュニティーカレッジに勤務ののち、文筆活動に入る。日常生活の一こまをリズミカルな文体で描いた「この人の閾(いき)」で芥川賞受賞。他に「草の上の...
ほさか‐まこと【保坂誠】
[1910〜1996]実業家。清(しん)(中国)の生まれ。昭和25年(1950)後楽園スタヂアムに入社し、同53年社長に就任。同63年には日本初の多目的ドーム球場である東京ドームを建設。日本ボク...
ほしかわ‐せいじ【星川清司】
[1921〜2008]小説家・脚本家。東京の生まれ。映画の脚本家として「眠狂四郎」シリーズなど時代劇・任侠ものを中心に娯楽作品を数多く手がけた。そのかたわら伝記小説などを執筆し、「小伝抄(こでん...
ほし‐しんいち【星新一】
[1926〜1997]小説家・SF作家。東京の生まれ。本名、親一。ショートショートの名手として知られ、1000編を超える作品を発表。「ボッコちゃん」を収録した「人造美人」や、「未来いそっぷ」「妄...
ほし‐とおる【星亨】
[1850〜1901]政治家。江戸の生まれ。自由党に入党。官吏侮辱罪や出版条例違反などの罪で入獄。衆議院議長となったが、反対派の策動で除名。のち、立憲政友会の結成に参加し、第四次伊藤内閣の逓...
ほしな‐まさゆき【保科正之】
[1611〜1673]江戸前期の大名。徳川秀忠の庶子。信濃高遠(たかとお)藩主保科正光の養子。のち、会津23万石の領主となり、幼少の将軍家綱を補佐して幕政に参与。民生の安定、社会政策の実施に尽力。
ほしの‐たつこ【星野立子】
[1903〜1984]俳人。東京の生まれ。高浜虚子の次女。虚子に師事し、俳誌「玉藻(たまも)」を主宰。「ホトトギス」同人。著「立子句集」「笹目」など。
ほしの‐とみひろ【星野富弘】
[1946〜2024]詩画作家。群馬の生まれ。事故で手足の自由を失い、口に筆をくわえての創作活動を開始。草花の水彩画に詩を添えた作品を多く制作した。
ほ‐しょうれい【蒲松齢】
[1640〜1715]中国、清代の文人。淄川(しせん)(山東省)の人。字(あざな)は留仙または剣臣。号、柳泉居士。怪異小説集「聊斎志異(りょうさいしい)」の著者。
ホジキン【Alan Lloyd Hodgkin】
[1914〜1998]英国の生理学者。細胞膜のイオン機構を発見し、神経の興奮伝導のしくみを解明した。1963年、A=F=ハクスリー、J=C=エクルズとともにノーベル生理学医学賞を受賞。