りゅう‐きょう【劉向】
[前77ころ〜前6]中国、前漢の経学者。本名、更生。字(あざな)は子政。宮中の書物の校訂・整理に当たり、書籍解題「別録」を作り、目録学の祖と称される。著「説苑(ぜいえん)」「洪範五行伝」「新序」...
りゅう‐きょう【劉勰】
[466?〜532]中国、南朝梁の文学評論家。東莞莒(とうがんきょ)(山東省)の人。字(あざな)は彦和(げんわ)。仏法を修めるかたわら、「文心雕竜(ぶんしんちょうりょう)」を著した。
りゅう‐きん【劉歆】
[?〜23ころ]中国、前漢の学者。字(あざな)は子駿(ししゅん)。父劉向(りゅうきょう)の業を継いで、書籍目録の「七略」を完成。「春秋左氏伝」「周礼(しゅらい)」などを研究し、古文経学派の祖と称...
りゅう‐ぎけい【劉義慶】
[403〜444]中国、南朝宋の文人。彭城(江蘇省)の人。宋の武帝の甥で、鮑照(ほうしょう)など多くの文人をそのサロンに招いた。逸話集「世説新語」の作者とされる。
りゅう‐けいいちろう【隆慶一郎】
[1923〜1989]小説家・脚本家。東京の生まれ。本名、池田一朗。はじめ本名で脚本家として活躍。今村昌平監督の映画「にあんちゃん」、テレビドラマ「鬼平犯科帳」などを手がける。のち隆慶一郎名義で...
りゅうこう【隆光】
[1649〜1724]江戸中期の新義真言宗の僧。大和の人。字(あざな)は栄春。将軍徳川綱吉の信を得て筑波山の知足院主となり、のちこれを江戸に移して護持院と改称。生類憐みの令を提言したという。通称...
りゅう‐こう【劉向】
⇒りゅうきょう(劉向)
りゅう‐しゅう【劉秀】
[前6〜後57]中国、後漢の初代皇帝。在位25〜57。字(あざな)は文叔。諡(おくりな)は光武帝。廟号(びょうごう)は世祖。前漢の高祖9世の孫。23年、王莽(おうもう)の大軍を昆陽で破り、河北・...
りゅうしゅう‐しゅうたく【竜湫周沢】
[1308〜1388]室町初期の臨済宗の僧。甲斐の人。妙沢とも。夢窓疎石に師事。臨川寺・建仁寺・南禅寺・天竜寺に歴住。画才・文才に富み、水墨画の不動尊は妙沢不動と称された。著「随得集」など。
りゅう‐しょうき【劉少奇】
[1898〜1969]中国の政治家。湖南省寧郷(ねいきょう)県の人。モスクワ留学後、1921年に中国共産党に入党。以後、労働運動を主に革命運動を指導。中華人民共和国成立後、国家副主席、1959年...