はっとり‐たつ【服部達】
[1922〜1956]文芸評論家。東京の生まれ。遠藤周作・吉本隆明らと雑誌「現代評論」の創刊に参加。昭和29年(1954)評論「新世代の作家たち」を発表し、第三の新人を最初に理論づけた。作「われ...
ハーバーマス【Jürgen Habermas】
[1929〜 ]ドイツの哲学者・社会学者。フランクフルト学派第二世代の代表的存在。公共性論やコミュニケーション論で知られる。著「公共性の構造転換」「コミュニケーション的行為の理論」など。
フィッツジェラルド【Francis Scott Key Fitzgerald】
[1896〜1940]米国の小説家。「ロストジェネレーション(失われた世代)」の代表者の一人で、第一次大戦後の社会風俗を描いた。作「偉大なるギャツビー」「夜はやさし」など。
ふるい‐よしきち【古井由吉】
[1937〜2020]小説家。東京の生まれ。立教大学でドイツ文学を講じたのち、文筆活動に入る。「内向の世代」の代表的作家。「杳子(ようこ)」で芥川賞受賞。他に「槿(あさがお)」「中山坂」「仮往生...
ヘミングウェイ【Ernest Miller Hemingway】
[1899〜1961]米国の小説家。「ロストジェネレーション(失われた世代)」の代表作家で、死と隣り合わせの現実に敢然と立ち向かう人間の姿を描く。1954年ノーベル文学賞受賞。作「日はまた昇る」...
みき‐きよし【三木清】
[1897〜1945]哲学者。兵庫の生まれ。京大卒。法大教授。西田幾多郎・波多野精一に学び、欧州に留学してハイデッガーに師事。帰国後、ヒューマニズムの立場から著作活動を続け、若い世代へ大きな影響...
わたや‐りさ【綿矢りさ】
[1984〜 ]小説家。京都の生まれ。本名、山田梨沙。高校時代に書いた「インストール」で注目を集める。新世代の感覚で描いた青春ストーリー「蹴りたい背中」で芥川賞受賞。19歳での受賞は当時の史上最年少。