ふくし‐こうじろう【福士幸次郎】
[1889〜1946]詩人。青森の生まれ。人道主義的で平易な口語体の詩集「太陽の子」を発表。新詩形の創始に尽力。著「原日本考」など。
ふくしま‐まさのり【福島正則】
[1561〜1624]安土桃山・江戸初期の武将。尾張の人。幼少時から豊臣秀吉に従い各地を歴戦、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでは七本槍の筆頭として活躍。関ヶ原の戦いでは徳川方に属し、安芸(あき)広島...
ふくだ‐つねあり【福田恆存】
[1912〜1994]評論家・劇作家・演出家。東京の生まれ。恆存は「こうそん」とも。芸術院会員。保守派の論客として平和論・憲法問題・国語問題などに評論活動を展開。演劇人としては現代演劇協会を創立...
ふくだ‐やすお【福田康夫】
[1936〜 ]政治家。東京の生まれ。父の元首相赳夫の秘書官を経て、群馬県の地盤を継ぎ平成2年(1990)に衆議院議員に当選。平成12年(2000)から森喜朗・小泉純一郎両内閣で官房長官を務める...
ふくもと‐かずお【福本和夫】
[1894〜1983]共産主義指導者。鳥取の生まれ。大正13年(1924)山川均の理論を批判し、明確な階級意識を持つ者の集団による前衛党の確立を主張した。
ふじた‐でんざぶろう【藤田伝三郎】
[1841〜1912]実業家。山口の生まれ。明治維新後、陸軍用達業者となり、西南戦争で巨利を得て藤田組を創設。鉱業を主に多数の事業を行った。
ふじた‐とうこ【藤田東湖】
[1806〜1855]江戸末期の儒学者。水戸藩士。幽谷(ゆうこく)の二男。名は彪(たけき)。通称、虎之助。藩主徳川斉昭のもとで藩政改革に尽力。また、その思想は尊王攘夷運動に大きな影響を与えた。安...
フッテン【Ulrich von Hutten】
[1488〜1523]ドイツの人文主義者。カトリック教会の腐敗を批判して、ルターの宗教改革を支持。帝国騎士戦争に加わったが、敗れてスイスに亡命。著「無名氏書簡集」など。
ふなはし‐せいいち【舟橋聖一】
[1904〜1976]小説家・劇作家。東京の生まれ。戯曲から出発し、のち行動主義をうたった小説「ダイヴィング」で注目された。第二次大戦後は独自の伝統的、官能的な美の世界を展開。小説「木石」「雪夫...
ブラームス【Johannes Brahms】
[1833〜1897]ドイツの作曲家。ドイツ古典音楽の伝統に立ち、19世紀後半のロマン主義を代表する。作品に、「ドイツレクイエム」のほか4曲の交響曲、歌曲など多数。