ふかざわ‐しちろう【深沢七郎】
[1914〜1987]小説家。山梨の生まれ。姥捨(うばすて)伝説を題材にした「楢山節考(ならやまぶしこう)」で文壇にデビュー。昭和35年(1960)発表の「風流夢譚(むたん)」が右翼による襲撃事...
ふかだ‐ゆうすけ【深田祐介】
[1931〜2014]小説家・評論家。東京の生まれ。本名、雄輔(ゆうすけ)。航空会社に勤務し、長期にわたる海外生活を体験する。国際社会の中でカルチャーショックにさらされながら生きる日本人サラリー...
ふくう【不空】
[705〜774]中国、唐代の僧。出身は北インドともセイロンあるいは中央アジアとも。師の金剛智と訳経に従事。長安で唐帝に優遇され、大量の密教経典を翻訳。密教付法第六祖。不空金剛。
ふくざわ‐ゆきち【福沢諭吉】
[1835〜1901]啓蒙思想家・教育家。大坂の生まれ。豊前(ぶぜん)中津藩士。大坂で蘭学を緒方洪庵に学び、江戸に蘭学塾(のちの慶応義塾)を開設、のち、独学で英学を勉強。三度幕府遣外使節に随行し...
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
[1865〜1927]婦人運動家。岡山の生まれ。旧姓、景山。自由民権運動に参加。大井憲太郎らと大阪事件に連座。明治40年(1907)雑誌「世界婦人」を創刊。著「妾(わらわ)の半生涯」など。
ふじた‐こしろう【藤田小四郎】
[1842〜1865]江戸末期の志士。水戸藩士。東湖の四男。名は信。幕府の攘夷(じょうい)延期を不満として筑波山で挙兵。上洛の途中で降伏し処刑された。→筑波山事件
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
[836〜891]平安前期の公卿。諡号(しごう)、昭宣公。通称、堀河太政大臣。叔父良房の養子となり、応天門の変で伴善男を失脚させ、また、光孝・宇多両天皇を擁立して最初の関白となり、娘温子を女御と...
ふじわら‐の‐もろすけ【藤原師輔】
[908〜960]平安中期の公卿。忠平の子。通称、九条殿。娘安子が村上天皇の皇后となり、子の兼通・兼家、孫の道長と続く摂関家の祖となった。有職故実の九条流の祖。著「九条年中行事」、日記「九暦(き...
ブッシュ【Bush】
(George Herbert Walker 〜)[1924〜2018]米国の政治家。第41代大統領。在任1989〜1993。共和党。下院議員・国連大使・共和党全国委員長・CIA長官・副大統領...
ヘボン【James Curtis Hepburn】
[1815〜1911]米国の宣教師・医師。日本名、平文。安政6年(1859)来日し、神奈川で医療と伝道に従事するかたわら、和英辞典「和英語林集成」を編集、ヘボン式ローマ字を創始。また、新・旧約聖...