こうりょ【闔閭/闔廬】
[?〜前496]中国、春秋時代の呉の王。名は光。越王勾践(こうせん)と戦って傷つき、子の夫差(ふさ)に復讐(ふくしゅう)を託して死去。
こうりん【光琳】
⇒尾形光琳(おがたこうりん)
こきでん‐の‐にょうご【弘徽殿の女御】
源氏物語の登場人物。 桐壺帝の女御。朱雀院の母。帝に愛された桐壺の更衣をねたみ、その子の光源氏につらく当たる。弘徽殿の大后(おおきさき)。 頭中将(とうのちゅうじょう)の娘。柏木の妹。冷泉帝...
こまつ‐たてわき【小松帯刀】
[1835〜1870]幕末の薩摩藩士。名は清廉。島津久光の側近となり、藩を代表して国事に従事。薩長同盟締結、大政奉還に尽力した。
こまつ‐の‐みかど【小松の帝】
《生まれた所が小松殿であったところから》光孝天皇の異称。
ごえんゆう‐てんのう【後円融天皇】
[1359〜1393]北朝第5代天皇。在位、1371〜1382。後光厳天皇の第2皇子。名は緒仁(おひと)。法名、光浄。室町幕府第3代将軍足利義満に擁立されて即位。譲位後、院政を行った。和歌に長じ...
さとむら‐じょうは【里村紹巴】
[1525ころ〜1602]室町末期の連歌師。大和の人。本姓、松井氏か。号、宝珠庵・臨江斎。周桂・里村昌休に師事し、連歌の第一人者となった。織田信長・豊臣秀吉らとも交渉があり、明智光秀の「愛宕(あ...
さむかわ‐こうたろう【寒川光太郎】
[1908〜1977]小説家。北海道の生まれ。本名、菅原憲光(のりみつ)。「密猟者」で芥川賞受賞。戦後は、大衆文学に転じた。他に「北風ぞ吹かん」「荒野の剣士」など。
さわら‐しんのう【早良親王】
[?〜785]光仁天皇の第2皇子。兄桓武天皇の皇太子であったが、延暦4年(785)廃せられ、淡路へ配流の途上で死去。その祟(たた)りを恐れ、崇道(すどう)天皇と追号された。
しさん【子産】
[前585?〜前522]中国、春秋時代の鄭(てい)の宰相。法治主義によって国を治め、中国最初の成文法を作った。外交にも優れ、巧みに大国間の均衡を保ち平和を実現した。 宮城谷昌光の長編歴史小説...