よしだ‐いそや【吉田五十八】
[1894〜1974]建築家。東京の生まれ。東京芸大教授。数寄屋(すきや)建築を現代化した独自の様式を確立し、五島美術館などを設計。文化勲章受章。
よしだ‐いっすい【吉田一穂】
[1898〜1973]詩人。北海道の生まれ。本名、由雄。短歌から詩に転じ、第一詩集「海の聖母」で認められた。他に「故園の書」「未来者」など。
よしだ‐えいざ【吉田栄三】
[1872〜1945]文楽人形遣い。初世。大阪の生まれ。昭和2年(1927)より文楽座の人形座頭(ざがしら)。初め女方を遣ったが、のち立役(たちやく)に転じた。
よしだ‐かねとも【吉田兼倶】
[1435〜1511]室町中期の神道家。本姓、卜部(うらべ)。京都吉田神社の神官。唯一神道(吉田神道)を創始。足利義政の知遇を受け、神祇伯(じんぎはく)白川家と対抗して神職界に勢力を伸ばし、全国...
よしだ‐きじゅう【吉田喜重】
⇒よしだよししげ(吉田喜重)
よしだ‐けんいち【吉田健一】
[1912〜1977]評論家・英文学者・小説家。東京の生まれ。吉田茂の長男。評論のほか、短編・随筆も発表。著「文学概論」「ヨオロツパの世紀末」など。
よしだ‐けんこう【吉田兼好】
⇒兼好(けんこう)
よしだ‐げんじろう【吉田絃二郎】
[1886〜1956]小説家・劇作家・随筆家。佐賀の生まれ。本名、源次郎。自然や人生に寄せる愛惜と悲哀の情を語りかける思索的な作品を書いた。小説「島の秋」、戯曲「大谷刑部」、随筆感想集「小鳥の来...
よしだ‐さだふさ【吉田定房】
[1274〜1338]鎌倉後期・南北朝時代の公卿。後宇多天皇・後醍醐天皇の信任が厚く、また、幕府とも親しく、元弘の変では事前に通報し、その後も南朝・北朝の間を出入りした。北畠親房・藤原宣房ととも...
よしだ‐しげる【吉田茂】
[1878〜1967]外交官・政治家。東京の生まれ。奉天総領事・駐英大使などを歴任。戦後、外相を経て自由党総裁となり、以後、五次にわたって内閣を組織。サンフランシスコ講和条約・日米安保条約を締結...