シェーンベルク【Arnold Schönberg】
[1874〜1951]オーストリアの作曲家。後期ロマン派の影響を受け、無調音楽・十二音音楽という理論を打ち立てた。1933年、米国へ亡命。作品に「浄められた夜」「月に憑かれたピエロ」など。
しおみ‐まさなり【塩見政誠】
[1646〜1719]江戸中期の蒔絵(まきえ)師。京都の人。落ち着いた気品のある研ぎ出し蒔絵は、「塩見蒔絵」と称されて高い評価を得た。
シシコフ【Vyacheslav Yakovlevich Shishkov】
[1873〜1945]ソ連の小説家。シベリアを舞台にした作品が多い。歴史小説「エメリヤン=プガチョフ」など。
しづき‐ただお【志筑忠雄】
[1760〜1806]江戸中期の蘭学者。長崎の人。本姓は中野。通称、忠次郎。号、柳圃(りゅうほ)。「暦象新書」を訳述してニュートンの学説を紹介。他に訳著「鎖国論」「和蘭詞品考」など。
しば‐ぜんこう【芝全交】
[1750〜1793]江戸後期の黄表紙作者。江戸の人。本名、山本藤十郎。遊里や歌舞伎に取材して、こっけいで洒脱に富んだ作品を著した。作「大悲千禄本(だいひのせんろっぽん)」など。
しばた‐みなお【柴田南雄】
[1916〜1996]作曲家。東京の生まれ。雄次の子。東京芸大教授。二十世紀音楽研究所を設立、前衛音楽のリーダーとして活躍した。十二音技法の歌曲「朝の歌」の他、「コンソート‐オブ‐オーケストラ」...
しま‐こうじ【島耕二】
[1901〜1986]俳優・映画監督。長崎の生まれ。本名、鹿児島武彦。はじめ俳優として活躍、のち監督となり「風の又三郎」「次郎物語」など文芸作品の映画化に手腕を発揮する。戦後は娯楽作品を多く手が...
しゃ‐ひょうしん【謝冰心】
[1900〜1999]中国の女流作家。福建省閩侯(びんこう)の人。本名、婉瑩(えんえい)。冰心は筆名。米国に留学。第二次大戦中は昆明に移り、作品を発表。戦後の一時期、日本に滞在。小説「超人」、児...
シャール【René Char】
[1907〜1988]フランスの詩人。初期はシュールレアリスムの活動に参加し、ブルトン、エリュアールとの共著「仕事を遅らせる」を発表。のち、第二次大戦中はレジスタンス運動に参加した。戦後は故郷の...
シューベルト【Franz Peter Schubert】
[1797〜1828]オーストリアの作曲家。初期ロマン派を代表するドイツ歌曲作曲家で、詩と音楽の内的、芸術的融合を果たした。作品に連作歌曲「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」、「未完成交響曲」、ピア...