ながた‐まさいち【永田雅一】
[1906〜1985]映画製作者。京都の生まれ。昭和22年(1947)大映社長となり、ベネチア国際映画祭で作品賞を受賞した「羅生門」などを製作。また、大映スターズを結成しプロ野球に進出、同28年...
にしむら‐きょうたろう【西村京太郎】
[1930〜2022]推理作家。東京の生まれ。本名、矢島喜八郎。「天使の傷痕(きずあと)」で江戸川乱歩賞受賞。「寝台特急殺人事件」で人気を集め、「終着駅殺人事件」など鉄道をトリックに使った作品を...
にった‐じろう【新田次郎】
[1912〜1980]小説家。長野の生まれ。本名、藤原寛人(ひろと)。気象台勤務の経験を生かした山岳小説で人気を集め、昭和を代表する作家となる。また歴史小説の大作でも知られる。「強力伝(ごうりき...
ねぎし‐きちたろう【根岸吉太郎】
[1950〜 ]映画監督。東京の生まれ。ポルノ作品を手がけたのち一般映画に転じる。代表作「遠雷」「探偵物語」「雪に願うこと」など。
ねづ‐かいちろう【根津嘉一郎】
[1860〜1940]実業家。山梨の生まれ。東武鉄道をはじめ多くの事業を発展させたほか、文化事業にも関心をいだき、武蔵高等学校(武蔵大学の前身)を創立。没後、収集品の寄付によって東京青山に根津美...
ネルバル【Gérard de Nerval】
[1808〜1855]フランスの詩人・小説家。ロマン主義の運動に参加。のち狂気の発作に苦しみつつ、夢と幻想の世界を作品化したが自殺。詩集「幻想詩集」、短編集「火の娘たち」、翻訳「ファウスト」など。
のぐち‐やたろう【野口弥太郎】
[1899〜1976]洋画家。東京の生まれ。二科会を経て独立美術協会会員。芸術院会員。川端画学校に学んだのち、渡仏してサロンドートンヌに出品。「那智の滝」で芸術選奨。他の作品に「セビラの行列」など。
のじま‐やすぞう【野島康三】
[1889〜1964]写真家。埼玉の生まれ。昭和7年(1932)木村伊兵衛らと写真雑誌「光画」を創刊。新興写真運動を展開し、優れたヌード・肖像作品を残した。
のぶとき‐きよし【信時潔】
[1887〜1965]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルク=シューマンに師事。作品に「海行かば」など。
のりむね【則宗】
鎌倉初期の刀工。備前の人。福岡一文字(いちもんじ)派の祖。後鳥羽院の番鍛冶の一人とされる。「一」の銘を中心(なかご)に切ったので福岡一文字という。現存する作品は御物・国宝・重要文化財に指定されて...