かわぐち‐まつたろう【川口松太郎】
[1899〜1985]小説家・劇作家。東京の生まれ。「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」「明治一代女」で第1回直木賞受賞。映画・演劇界でも活躍。小説「新吾十番勝負」「愛染かつら」など。
なかやま‐しんぺい【中山晋平】
[1887〜1952]作曲家。長野の生まれ。多数の歌謡曲・童謡などを作曲、晋平節といわれる独特の様式をつくりあげた。作品に「カチューシャの歌」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「波浮(はぶ)の港」など。
ふるい‐よしきち【古井由吉】
[1937〜2020]小説家。東京の生まれ。立教大学でドイツ文学を講じたのち、文筆活動に入る。「内向の世代」の代表的作家。「杳子(ようこ)」で芥川賞受賞。他に「槿(あさがお)」「中山坂」「仮往生...