かげやま‐ひでこ【景山英子】
⇒福田英子(ふくだひでこ)
かわしま‐よしこ【川島芳子】
[1907〜1948]満蒙の独立運動家。清朝王族の粛親王の第14王女。大正2年(1913)、川島浪速(なにわ)の養女となり来日。昭和の初め、清朝の再興を画策し上海に渡り、日本軍の工作員として諜報...
しげかね‐よしこ【重兼芳子】
[1927〜1993]小説家。北海道の生まれ。「やまあいの煙」で芥川賞受賞。病気と闘いながら、生と死、老い、病をテーマに多くの著作を残す。他に「夫と妻の老い支度」「さよならを言うまえに」など。
じゅん‐し【荀子】
[前313ころ〜前238ころ]中国、戦国時代の趙(ちょう)の思想家。名は況。荀卿と尊称される。斉の祭酒となり、のち楚(そ)の春申君に仕えた。孟子の性善説に対し、性悪説を唱えた。 中国、戦国時...
すぎもと‐そのこ【杉本苑子】
[1925〜2017]小説家。東京の生まれ。吉川英治の門下生として修業を積む。古典の素養と構成力の確かさで、幅広い時代を扱った歴史小説を数多く発表し、人気を集める。「孤愁の岸」で直木賞受賞。他に...
そう‐し【荘子】
⇒荘周(そうしゅう) 中国、戦国時代の思想書。33編。荘周とその後学の著とされる。成立年代未詳。内・外・雑編に分かれ、初期道家の根本思想を寓話(ぐうわ)を用いて説く。道教では尊んで「南華真経...
そうじ【荘子】
⇒そうし(荘子)
たわだ‐ようこ【多和田葉子】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。ドイツの書籍輸出会社に入社しハンブルクに赴任、退社後も当地に生活拠点をおく。「犬婿入り」で芥川賞受賞。他に「容疑者の夜行列車」「ヒナギクのお茶の場合」「球形...
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
[1865〜1927]婦人運動家。岡山の生まれ。旧姓、景山。自由民権運動に参加。大井憲太郎らと大阪事件に連座。明治40年(1907)雑誌「世界婦人」を創刊。著「妾(わらわ)の半生涯」など。
ろうらいし【老莱子】
中国、春秋時代の楚の思想家。世を避けて隠棲し、楚王の招きにも応じなかった。「老莱子」15編を著したという。生没年未詳。