こう‐ていけん【黄庭堅】
[1045〜1105]中国、北宋の詩人・書家。分寧(江西省)の人。字(あざな)は魯直(ろちょく)。号、山谷道人。師の蘇軾(そしょく)とともに蘇黄と並称される。江西詩派の祖。書は行書・草書にすぐれた。
こうほ‐ひつ【皇甫謐】
[215〜282]中国、西晋の学者。安定・朝那(甘粛省)の人。字(あざな)は士安(しあん)。号、玄晏(げんあん)先生。その学は百家に通じ、「帝王世紀」「高士伝」「列女伝」などを著した。また「甲乙...
こうめい【孔明】
諸葛亮(しょかつりょう)の字(あざな)。
こう‐やちょう【公冶長】
中国、春秋時代の人。字(あざな)は子長。孔子の門人で女婿。鳥の言葉を解したという。生没年未詳。
こう‐ゆう【孔融】
[153〜208]中国、後漢の学者。魯(ろ)(山東省)の人。字(あざな)は文挙。孔子20世の孫。献帝に仕え、学問を興隆させたが、曹操(そうそう)に憎まれ、処刑された。建安七子の一人。著「孔北海集」。
こ‐えんぶ【顧炎武】
[1613〜1682]中国、明末・清初の思想家・学者。崑山(こんざん)(江蘇省)の人。字(あざな)は寧人。号、亭林。その学問は経世を目的とし、歴史・地理・制度史・経学・音韻訓詁(くんこ)など多方...
こ‐がいし【顧愷之】
[345ころ〜405ころ]中国、東晋の文人画家。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は長康。人物画にすぐれた。「女史箴(じょししん)図」「洛神賦図」などの模写されたものが伝わるほか、画論...
こ‐てき【胡適】
[1891〜1962]中国の文学者・思想家・教育行政家。績渓(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は適之(てきし)。米国に留学し、デューイに学び、帰国後、北京大学教授。五・四運動のころから白話文...
ご‐ちん【呉鎮】
[1280〜1354]中国、元代の画家。嘉興(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は仲圭。号、梅(梅花)道人。元末四大家の一人。墨竹・山水にすぐれ、詩・書もよくした。
ご‐どうげん【呉道玄】
中国、唐代の画家。陽翟(ようてき)(河南省)の人。字(あざな)は道子(どうし)。玄宗皇帝の宮廷画家。人物・鬼神・山水・花鳥などにすぐれ、仏寺・道観の壁画を多く描いた。唐朝随一といわれたが、真筆は...