えがみ‐なみお【江上波夫】
[1906〜2002]考古学者・東洋史学者。山口の生まれ。東大教授・上智大教授・古代オリエント博物館館長。アジアの民族・文化形成史、東西文化交渉史を研究。日本国家の起源について、騎馬民族説を唱え...
えがみ‐ふじお【江上不二夫】
[1906〜1982]生化学者。東京の生まれ。東大教授。核酸の構造・機能を研究し、日本における分子生物学を育てた。有機化学の分野でも業績があり、国際生命の起源学会会長などを務めた。著「生化学」「...
えさき‐れおな【江崎玲於奈】
[1925〜 ]物理学者。筑波大学学長。大阪の生まれ。昭和32年(1957)エサキダイオードを発明。昭和48年(1973)、半導体の研究でノーベル物理学賞受賞。翌年、文化勲章受章。
エチェガライ【José Echegaray】
[1832〜1916]スペインの劇作家。数学者・経済学者・政治家としても活躍。1904年、ノーベル文学賞受賞。作「狂か聖か」「恐ろしきなかだち」など。
エックハルト【Johannes Eckhart】
[1260ころ〜1327]ドイツの神学者。ドミニコ会士。一般にマイスター=エックハルトとよばれる。神秘主義の代表的人物で、魂と神との神秘的合一を説いたが、死後の1329年、教皇によって異端と断罪...
エディントン【Arthur Stanley Eddington】
[1882〜1944]英国の天文学者・物理学者。ケンブリッジ天文台長。白色矮星(わいせい)の研究など、宇宙物理学に貢献。相対性理論・量子力学に独自の理論を展開。
えどがわ‐らんぽ【江戸川乱歩】
[1894〜1965]小説家。三重の生まれ。本名、平井太郎。筆名は19世紀米国の文学者エドガー=アラン=ポーのもじり。大正12年(1923)雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表、日本の探偵小説の基...
エドキンズ【Joseph Edkins】
[1823〜1905]英国の宣教師・東洋学者。ロンドン伝道教会から派遣され、北京・上海で布教した。著「中国口語文法」など。
エドワーズ【Robert Geoffrey Edwards】
[1925〜2013]英国の医学者。体外受精について研究、P=ステプトーとともに採卵・培養技術を開発し、1978年に世界初の体外受精児を誕生させた。2010年、ノーベル生理学医学賞受賞。
えばら‐たいぞう【潁原退蔵】
[1894〜1948]国文学者。長崎の生まれ。京大教授。江戸文学、特に俳諧を研究。著「俳諧史の研究」「江戸時代語の研究」など。