ポントピダン【Henrik Pontoppidan】
[1857〜1943]デンマークの小説家。自然主義の立場から社会の虚偽や偽善を描いた。1917年ノーベル文学賞受賞。作「約束の土地」「幸福なペール」など。
ポー【Edgar Allan Poe】
[1809〜1849]米国の詩人・小説家。音楽的諧調を重視した耽美的な詩は、純粋詩の詩論とともに象徴派などに大きな影響を与えた。また、怪奇的、幻想的な短編小説を発表し、推理小説の開拓者ともされる...
マイヤー【Conrad Ferdinand Meyer】
[1825〜1898]スイスの詩人・小説家。叙事詩「フッテン最後の日々」、小説「ユルク=イェナッチュ」など。
マイヤー‐フェルスター【Wilhelm Meyer-Förster】
[1862〜1934]ドイツの小説家・劇作家。自作の小説「カール=ハインリヒ」を脚色した戯曲「アルト‐ハイデルベルク」で知られる。
まえだこう‐ひろいちろう【前田河広一郎】
[1888〜1957]小説家。宮城の生まれ。徳冨蘆花に師事。小説「三等船客」で注目され、「種蒔く人」「文芸戦線」同人のプロレタリア作家として活躍。他に「赤い馬車」「大暴風雨時代」など。
まきの‐しんいち【牧野信一】
[1896〜1936]小説家。神奈川の生まれ。私小説「父を売る子」で登場。のち、幻想的作風に転じた。他に「ゼーロン」「鬼涙村(きなだむら)」など。
まきめ‐まなぶ【万城目学】
[1976〜 ]小説家。大阪の生まれ。「鴨川ホルモー」でボイルドエッグス新人賞を受賞して小説家デビュー。「鹿男(しかおとこ)あをによし」「プリンセス・トヨトミ」など映像化された作品も多い。「八月...
まさむね‐はくちょう【正宗白鳥】
[1879〜1962]小説家・劇作家・評論家。岡山の生まれ。本名、忠夫。自然主義作家として、虚無的人生観を客観的に描いた。文化勲章受章。小説「何処へ」「泥人形」、戯曲「安土の春」、評論「作家論」など。
またよし‐えいき【又吉栄喜】
[1947〜 ]小説家。沖縄の生まれ。浦添市役所勤務のかたわら小説を発表。沖縄の精神風土をあつかった作品が多い。「豚の報い」で芥川賞受賞。他に「海の微睡(まどろ)み」「鯨岩」「巡査の首」など。
またよし‐なおき【又吉直樹】
[1980〜 ]タレント・小説家。大阪の生まれ。お笑いコンビ「ピース」として活動するかたわら執筆活動を行い、「火花」で芥川賞受賞。