アレクサンドル【Aleksandr】
(1世)[1777〜1825]ロシア皇帝。在位1801〜1825。ナポレオンのモスクワ遠征を失敗させ、ウィーン会議では神聖同盟を提唱。 (2世)[1818〜1881]ロシア皇帝。在位1855...
あんどう‐つるお【安藤鶴夫】
[1908〜1969]演劇評論家・小説家。東京の生まれ。本姓、花島。愛称「あんつる」。父は義太夫の8代目竹本都太夫(みやこだゆう)。都新聞(東京新聞の前身)の芸能記者として落語・文楽などの伝統芸...
いいだ‐たけさと【飯田武郷】
[1828〜1900]幕末・明治の国学者。信濃国高島藩士。平田篤胤(ひらたあつたね)没後その門に入り、尊王運動にも参加。著「日本書紀通釈」など。
いくしま‐しんごろう【生島新五郎】
[1671〜1743]江戸中期の歌舞伎俳優。奥女中絵島(えじま)との情事のかどで三宅島へ流された。
いくた‐けんぎょう【生田検校】
[1656〜1715]江戸中期の箏曲(そうきょく)家。八橋検校の門人の北島検校門下で、生田流を創始。それまで別々に演奏されていた三味線音楽の地歌と箏曲を組み合わせて演奏。
いく‐たつふ【郁達夫】
[1896〜1945]中国の小説家。浙江(せっこう)省富陽の生まれ。東大留学中に郭沫若(かくまつじゃく)らと創造社を結成。「沈淪(ちんりん)」は中国初の口語小説集。他に「過去」など。第二次大戦終...
いけだ‐こううん【池田好運】
江戸初期の航海学者。肥後の人。来日したポルトガル人マノエル=ゴンザロに航海術を学び、元和2年(1616)にルソン島へ渡航。生没年未詳。著「元和(げんな)航海記」など。
いけだ‐はやと【池田勇人】
[1899〜1965]政治家。広島の生まれ。大蔵官僚を経て政界入り。第三次吉田茂内閣の蔵相。昭和35年(1960)岸内閣のあとをうけて組閣。国民所得倍増計画を実施、高度経済成長政策を推進した。→...
いしぐろ‐ただのり【石黒忠悳】
[1845〜1941]医学者。軍医。福島の生まれ。西洋医学の移入、陸軍衛生部の確立などに尽力。日清・日露戦争で活躍し、陸軍軍医総監となった。子爵。枢密顧問官。
いたくら‐しげまさ【板倉重昌】
[1588〜1638]江戸初期の武将。勝重の子。三河深溝(ふこうず)領主。大坂冬の陣の講和使者。のち、島原天草一揆の鎮定に向かったが成功せず、城を強攻して戦死。