おかだ‐はんこう【岡田半江】
[1782〜1846]江戸後期の画家。大坂の人。名は粛、字(あざな)は子羽、通称、宇左衛門。父の米山人に儒学と画を学び、文人画家として名高い。
こうあみ【幸阿弥】
[1410〜1478]室町後期の蒔絵師(まきえし)。本名、土岐四郎左衛門道長。足利義政に仕え、入道して幸阿弥と称す。下絵に土佐光信の大和絵や能阿弥・相阿弥らの作品を用いた。→幸阿弥派
こだい‐の‐きみ【小大君】
平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人。三条院女蔵人(にょくろうど)左近の別称がある。生没年未詳。家集「小大君集」。こおおぎみ。
そうあみ【相阿弥】
[?〜1525]室町後期の画家。真相とも称した。号、松雪斎・鑑岳。能阿弥の孫、芸阿弥の子で、同じく足利義政の同朋衆となり、「君台観左右帳記(くんだいかんそうちょうき)」の大成に尽力。諸芸に秀でた...
そう‐けいれい【宋慶齢】
[1892〜1981]中国の政治家。広東(カントン)省海南島の人。孫文夫人。宋美齢・宋子文の姉。日本に亡命中、孫文と結婚。孫文の死後、国民党左派に属し、蒋介石(しょうかいせき)と対立。中華人民共...
そうだ‐きいちろう【左右田喜一郎】
[1881〜1927]経済学者・実業家。神奈川の生まれ。ドイツでリッケルトらの影響を受けて、日本に経済哲学を紹介した。左右田銀行頭取・貴族院議員。著「貨幣と価値」「経済哲学の諸問題」など。
そうりんし【巣林子】
近松門左衛門の号。
そ‐しょく【蘇軾】
[1036〜1101]中国、北宋の政治家・文学者。眉山(びざん)(四川省)の人。字(あざな)は子瞻(しせん)。号は東坡(とうば)居士。唐宋八家の一人。父蘇洵(そじゅん)、弟蘇轍(そてつ)と合わせ...
そせい【素性】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。俗名、良岑玄利(よしみねのはるとし)。遍昭の子。左近将監、のち出家し、権律師(ごんのりっし)となる。歌は古今集・後撰集にある。家集「素性集」。良因朝臣(よしより...
ちん‐ぺい【陳平】
[?〜前178]中国、前漢初期の政治家。陽武(河南省)の人。諡(おくりな)は献侯。漢の高祖(劉邦)に仕え、恵帝のとき左丞相となり、周勃(しゅうぼつ)と力を合わせて呂氏の乱を平定した。