しばの‐りつざん【柴野栗山】
[1736〜1807]江戸中期の儒学者。讃岐(さぬき)の人。名は邦彦。後藤芝山(ごとうしざん)に学び、江戸に出て昌平坂学問所の教官となった。のち、老中松平定信に寛政異学の禁を建議した。寛政の三助...
りゅう‐がく【劉鶚】
[1857〜1909]中国、清末の実業家・作家。丹徒(江蘇省)の人。名は夢鵬、字(あざな)は鉄雲。華北の鉄道敷設や山西の鉱山開発などを建議したが、のち新疆(しんきょう)に流されて死亡。小説「老残...
わだ‐つなしろう【和田維四郎】
[1856〜1920]鉱物学者。福井の生まれ。ナウマンと地質調査所を建議してその初代所長となり、のち東大教授・八幡製鉄所長官なども歴任。日本産鉱物の標本を収集し、「日本鉱物誌」を著した。また、書...