ロラン【Claude Lorrain】
[1600〜1682]フランスの画家。生涯の大半をローマで送る。宗教的主題をもつ風景画を制作、外光と大気の微妙な変化を巧みに表現し、のちの風景画家に大きな影響を与えた。
ロートレック【Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec】
[1864〜1901]フランスの画家。貴族出身で、のちモンマルトルに住む。ドガや浮世絵の影響を受けつつ、卓抜した観察眼とデッサン力で娼婦や歓楽街などのパリ風俗を描いた。石版画でも活躍。
ワイダ【Andrzoj Wajda】
[1926〜2016]ポーランドの映画監督・舞台演出家。第二次大戦後のポーランドの民主化に影響を与えた。作「地下水道」「灰とダイヤモンド」「鉄の男」など。
わがつま‐さかえ【我妻栄】
[1897〜1973]民法学者。山形の生まれ。東大教授。民法の体系的な解釈を行い、学界や実務に大きな影響を与えた。文化勲章受章。著「民法講義」「近代法における債権の優越的地位」。
ワルラス【Marie Esprit Léon Walras】
[1834〜1910]フランスの経済学者。ローザンヌ学派の始祖。限界効用理論を提示し、近代経済学の創始者の一人となった。また、この理論をもとに展開した一般均衡理論の確立により、その後の理論経済学...