えん‐の‐ぎょうじゃ【役の行者】
奈良時代の山岳修行者。修験道の祖。大和国葛城山で修行し、吉野の金峰山(きんぶせん)・大峰山などに霊場を開いた。仏教に通じ、祈祷(きとう)・呪術などをよくしたが、文武天皇のとき、讒言(ざんげん)...
ぶつだ【仏陀】
《(梵)Buddhaの音写。覚者・智者の意》釈迦牟尼(しゃかむに)の称。のちには、修行を積み正しい悟りを得た人の意にも用いられる。ぶっだ。
やしゅだら【耶輸陀羅】
《(梵)Yaśodharāの音写》古代インドの拘利(こうり)族の王の娘で、釈迦の出家前の正妃。羅睺羅(らごら)の母。釈迦が悟りを開いて5年目に、五百人の釈迦族の女性とともに出家したという。ヤショ...