あずみ‐の‐ひらふ【阿曇比羅夫】
飛鳥時代の武将。滅亡直前の百済(くだら)の救援に赴き活躍したが、白村江(はくすきのえ)で唐の水軍に敗れた。生没年未詳。
あべ‐の‐ひらぶ【阿倍比羅夫】
古代の武将。7世紀中ごろ、斉明天皇の時日本海沿岸の蝦夷(えぞ)を討ち、天智天皇の時百済(くだら)救援のため唐・新羅(しらぎ)と戦ったが、白村江(はくすきのえ)の戦いで敗れた。生没年未詳。
いまにし‐すけゆき【今西祐行】
[1923〜2004]児童文学作家。大阪の生まれ。学徒兵として被爆直後の広島に救援に赴く。この体験をモチーフに「あるハンノキの話」「ヒロシマのうた」などを発表。他に「肥後(ひご)の石工(いしく)...
うりゅう‐たもつ【瓜生保】
[?〜1337]南北朝時代の武将。越前の人。初め新田義貞に従い、のち足利尊氏(あしかがたかうじ)方に味方し、弟たちが義貞の甥(おい)の脇屋義治(わきやよしはる)を奉じて挙兵するとこれに参加。金崎...
さいめい‐てんのう【斉明天皇】
[594〜661]第37代天皇。女帝。在位655〜661。皇極天皇の重祚(ちょうそ)。大化の改新後、蝦夷(えぞ)征討軍を派遣。百済(くだら)救援のため自ら九州に赴き、その地で病没。
せんか‐てんのう【宣化天皇】
記紀で、第28代天皇。継体天皇の第2皇子。名は武小広国押盾(たけおひろくにおしたて)。新羅(しらぎ)の任那(みまな)侵入に際し、大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を遣わして、任那・百済(くだら)を...
まつら‐さよひめ【松浦佐用姫】
伝説上の人物で、肥前の松浦に住んでいたという女性。任那(みまな)救援途中の大伴金村の子狭手比古(さでひこ)と契り、離別のとき、領布振(ひれふり)の峰(鏡山)から領布を振って別れを惜しみ、そのまま...