えくに‐かおり【江国香織】
[1964〜 ]小説家・児童文学作家。東京の生まれ。童話作家として評価された後、詩的でみずみずしい作風の恋愛小説で若い女性の支持を得る。「号泣する準備はできていた」で直木賞受賞。他に「こうばしい...
エチェガライ【José Echegaray】
[1832〜1916]スペインの劇作家。数学者・経済学者・政治家としても活躍。1904年、ノーベル文学賞受賞。作「狂か聖か」「恐ろしきなかだち」など。
エディントン【Arthur Stanley Eddington】
[1882〜1944]英国の天文学者・物理学者。ケンブリッジ天文台長。白色矮星(わいせい)の研究など、宇宙物理学に貢献。相対性理論・量子力学に独自の理論を展開。
えどがわ‐らんぽ【江戸川乱歩】
[1894〜1965]小説家。三重の生まれ。本名、平井太郎。筆名は19世紀米国の文学者エドガー=アラン=ポーのもじり。大正12年(1923)雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表、日本の探偵小説の基...
えばら‐たいぞう【潁原退蔵】
[1894〜1948]国文学者。長崎の生まれ。京大教授。江戸文学、特に俳諧を研究。著「俳諧史の研究」「江戸時代語の研究」など。
えみ‐すいいん【江見水蔭】
[1869〜1934]小説家。本名は忠功(ただかつ)。岡山の生まれ。硯友社(けんゆうしゃ)同人。大衆文学の先駆者。著「女房殺し」「炭焼の煙」など。
エラスムス【Desiderius Erasmus】
[1466ころ〜1536]オランダの人文学者。人文主義的立場から宗教改革の精神に同調したが、ルターの教皇・教会批判には反対した。ギリシャ語新約聖書の印刷校訂本を初めて出版。著「愚神礼讃」「自由意...
エラトステネス【Eratosthenēs】
[前272ころ〜前192ころ]ギリシャの学者。アレクサンドリア文庫の管理者。文学・数学・天文学・地理学・哲学にすぐれ、「五種競技選手」ともよばれた。主著「地理学」。
エリアーデ【Mircea Eliade】
[1907〜1986]ルーマニア生まれの宗教史学者・文学者。インドに留学し、ヨーガを研究。第二次大戦後はシカゴ大学教授。神話・象徴・儀礼を通じて幅広く世界の宗教思想を研究。著「永遠回帰の神話」「...
エリオット【Thomas Stearns Eliot】
[1888〜1965]英国の詩人・劇作家・批評家。米国生まれ。革新的な技法と宗教性の深い作品により英文壇を代表した。1948年、ノーベル文学賞受賞。詩「荒地」、詩劇「カクテルパーティー」、批評集...