そえじま‐たねおみ【副島種臣】
[1828〜1905]政治家。佐賀の生まれ。尊王攘夷運動に奔走。明治政府の参与となって政体書の起草や版籍奉還に尽力。征韓論を主張して下野。のち、枢密顧問官・内務大臣を歴任。
そが‐の‐うまこ【蘇我馬子】
[?〜626]飛鳥時代の豪族。稲目の子。排仏派の物部守屋を滅ぼし、崇峻天皇を暗殺して実権を握った。日本最初の史書といわれる「天皇記」「国記」を撰録。
そがのや‐ごろう【曽我廼家五郎】
[1877〜1948]喜劇俳優・作者。大阪の生まれ。本名、和田久一。明治37年(1904)曽我廼家十郎とともに劇団曽我廼家を結成、大阪の個性を強く身につけた俳優兼作家として活躍。のちに十郎と分か...
そ‐しょく【蘇軾】
[1036〜1101]中国、北宋の政治家・文学者。眉山(びざん)(四川省)の人。字(あざな)は子瞻(しせん)。号は東坡(とうば)居士。唐宋八家の一人。父蘇洵(そじゅん)、弟蘇轍(そてつ)と合わせ...
そ‐ちゅうし【祖沖之】
[429〜500]中国、南朝宋の数学者・天文学者。字は文遠。数学書「綴術(てつじゅつ)」では、円周率の近似分数7分の22(約率)、113分の355(密率)、近似値3.1415926が記述されてい...
そんえん‐ほうしんのう【尊円法親王】
[1298〜1356]伏見天皇の皇子。名は守彦。青蓮院(しょうれんいん)門跡となり、のち、天台座主(ざす)。書にすぐれ、青蓮院流を開いた。著「入木(じゅぼく)抄」。尊円親王。
そん‐かてい【孫過庭】
[648ころ〜703ころ]中国、唐の書家。字(あざな)は虔礼(けんれい)(一説に過庭が字とも)。王羲之(おうぎし)の書法を学び、草書にすぐれた。「書譜」を著す。
そん‐こう【孫康】
中国、晋代の学者。京兆(陝西(せんせい)省)の人。家が貧しく油が買えないため、雪あかりで読書したという故事で知られる。→蛍雪
そん‐ご【孫呉】
中国、春秋時代の兵法家の孫武と呉起。また、その書「孫子」と「呉子」。
ゾラ【Émile Zola】
[1840〜1902]フランスの小説家。「実験小説論」を著し、自然主義文学の方法を唱道。その実践として「居酒屋」「ナナ」「大地」などの作品を含む「ルーゴン‐マッカール叢書」20巻を発表した。後年...