いしかわ‐まさもち【石川雅望】
[1754〜1830]江戸後期の狂歌師・国学者。江戸の人。号、宿屋飯盛(やどやのめしもり)。石川豊信の子で、家業は宿屋。狂歌を四方赤良(よものあから)に学ぶ。和漢の学に通じ、著書に「しみのすみか...
きたむら‐せいぼう【北村西望】
[1884〜1987]彫刻家。長崎の生まれ。文展、帝展で活躍。男性裸像にすぐれ、長崎市原爆中心地の「平和祈念像」で有名。文化勲章受章。
き‐の‐よしもち【紀淑望】
[?〜919]平安前期の歌人・漢学者。長谷雄(はせお)の子。大学頭・信濃権守(しなののごんのかみ)。古今集真名序の作者といわれる。
こう‐こうぼう【黄公望】
[1269〜1354]中国、元代の文人画家。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は子久。号、一峯・大痴。董源(とうげん)・巨然(きょねん)の画法をもとに独自の山水画様式を確立した。元末四大家の一人。...
さいおんじ‐きんもち【西園寺公望】
[1849〜1940]政治家。10年間フランスに留学、帰国後明治法律学校(のちの明治大学)を創立。文相・外相・蔵相などを歴任、日露戦争後、桂太郎と交互に政権を担当。のち、パリ講和会議の首席全権。...
たいこう‐ぼう【太公望】
中国、周代の政治家。姓は呂(りょ)、名は尚、字(あざな)は子牙(しが)。渭水(いすい)で釣りをしていて、周の文王に見いだされ、先君太公の望んでいた賢人だとして太公望とよばれたといわれる。文王・...
たいら‐の‐たかもち【平高望】
桓武平氏の祖。桓武天皇の皇子葛原(かつらばら)親王の孫。寛平元年(889)平朝臣(たいらのあそん)の姓を受け、上総介(かずさのすけ)となり、現地に土着して関東に勢力を築いた。高望王。生没年未詳。
とう‐じゃくぼう【湯若望】
⇒アダム=シャール