あかさき‐いさむ【赤崎勇】
[1929〜2021]工学者。鹿児島の生まれ。青色発光ダイオードに必要な、窒化(ちっか)ガリウムの結晶化技術を世界で初めて開発した。平成23年(2011)文化勲章受章。平成26年(2014)、天...
あらえびす
小説家、野村胡堂の別筆名。音楽評論を書く際にはこちらの筆名を用いた。
おくむら‐よしひさ【奥村善久】
[1926〜2023]電子工学者。石川の生まれ。電波が建物や樹木から受ける影響を研究し、奥村モデル(奥村秦モデル)を確立。携帯電話や自動車電話などの移動体通信のネットワーク構築に貢献した。この業...
おぬま‐たん【小沼丹】
[1918〜1996]小説家・英文学者。東京の生まれ。本名、救(はじめ)。井伏鱒二に師事。日常を題材にユーモアをまじえた作風で知られる。「懐中時計」で読売文学賞、「椋鳥(むくどり)日記」で平林た...
かつ‐しんたろう【勝新太郎】
[1931〜1997]俳優。東京の生まれ。本名、奥村利夫。「悪名」「座頭市」の両シリーズがヒットするなど人気スターとして活躍、「勝新(かつしん)」の愛称で親しまれた。後年は映画監督業にも進出。他...
さわき‐きんいち【沢木欣一】
[1919〜2001]俳人。富山の生まれ。加藤楸邨・中村草田男に師事。昭和21年(1946)「風」を創刊、社会性俳句を推進した。
じえん【慈延】
[1748〜1805]江戸中期の僧・歌人。信濃の人。比叡山で修学。和歌を冷泉為村に学び、和歌四天王とよばれた。
たかむら‐ちえこ【高村智恵子】
[1886〜1938]洋画家・紙絵作家。福島の生まれ。夫は詩人・彫刻家の高村光太郎。雑誌「青鞜」の表紙絵などを描く。命日は光太郎の詩「レモン哀歌」にちなみ、レモン忌という。
たけだ‐ゆりこ【武田百合子】
[1925〜1993]随筆家。神奈川の生まれ。夫は作家の武田泰淳。夫の死後、富士山荘での二人の生活を綴(つづ)った「富士日記」を発表し、田村俊子賞受賞。他に「犬が星見た」「ことばの食卓」など。
レイモント【Władysław Stanisław Reymont】
[1867〜1925]ポーランドの小説家。ある農村の自然・歴史と農民の暮らしを描いた大作「農民」のほか、新興工業都市の状況を印象主義的手法で描いた「約束の土地」など。1924年ノーベル文学賞受賞。