かんぜ‐ひさお【観世寿夫】
[1925〜1978]能楽師。シテ方観世流。東京の生まれ。7世観世銕之丞の長男。戦後能楽界の旗手的存在として活躍。能楽研究や演劇運動も行った。
ケージ【John Cage】
[1912〜1992]米国の作曲家。シェーンベルクらに師事。仕掛けのあるピアノ、騒音、あるいは易などの東洋思想を取り入れた偶然的・不確定的音楽は、現代の音楽界に大きな影響を与えた。代表作「4分3...
こうだ‐のぶ【幸田延】
[1870〜1946]音楽教育家・ピアノ奏者。東京の生まれ。露伴の妹。ウィーンに留学。明治・大正期の音楽界の中心的人物。
ショスタコビチ【Dmitriy Dmitrievich Shostakovich】
[1906〜1975]ソ連の作曲家。グラズノフらに師事。当局から批判を受けて作風を変えつつ、常にソ連音楽界の第一線で活躍。作品に、15曲の交響曲、弦楽四重奏曲のほかオラトリオ「森の歌」など。
ディラン【Bob Dylan】
[1941〜 ]米国のシンガーソングライター。1960年代、反戦・反体制歌やフォークロックでポピュラー音楽界に大きな影響を与えた。代表作「風に吹かれて」など。
ベリオ【Luciano Berio】
[1925〜2003]イタリアの作曲家。電子音楽などの作品を残し、イタリアの前衛音楽界をリードした。作「セクエンツァ」シリーズ、「シンフォニア」など。
ボウイ【David Bowie】
[1947〜2016]英国のロックシンガー。1970年代前半からグラムロックの代表格として人気を博す。その後、時代と共に音楽性を変容させながら活動を続け、ポピュラー音楽界に大きな影響を与えた。ま...
みやぎ‐みちお【宮城道雄】
[1894〜1956]箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。兵庫の生まれ。7歳ごろ失明。尺八家吉田晴風らとともに新日本音楽運動を起こし、邦楽界の改新に努力。洋楽器との合奏などを試み、また、邦楽器の改...
もろい‐まこと【諸井誠】
[1930〜2013]作曲家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。電子音楽を日本に紹介し、邦楽器とオーケストラを融合させるなど、日本の現代音楽界を牽引した。平成7年(1995)紫綬褒章受章。
ローゼンストック【Joseph Rosenstock】
[1895〜1985]米国の指揮者。ポーランド生まれ。1936年(昭和11)来日して、NHK交響楽団の前身である新交響楽団を育成し、日本の音楽界の発展に貢献した。ローゼンシュトック。