たいら‐の‐よりもり【平頼盛】
[1131〜1186]平安末期の武将。忠盛の子。その住居を池殿といい、池の大納言と称した。母、池禅尼が源頼朝を救ったので、平氏敗北後も鎌倉に招かれて厚遇されたが、平氏滅亡後出家した。法名、重蓮。
たきがわ‐かずます【滝川一益】
[1525〜1586]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。名は彦右衛門。織田信長の臣として伊勢の長島城主。次いで関東管領として上野(こうずけ)の厩橋(うまやばし)城主。小牧・長久手の戦いで徳...
たけざき‐すえなが【竹崎季長】
鎌倉後期の武将。肥後の人。元寇(げんこう)で奮戦、肥後の海東四郡を所領とした。「蒙古襲来絵詞」は自分の武功を記念するために描かせたものという。生没年未詳。
たけだ‐かつより【武田勝頼】
[1546〜1582]戦国時代の武将。信玄の子。父の没後、その領国を継いで織田・徳川と対立。長篠(ながしの)の戦いに大敗。織田信長に攻められて天目山麓で自刃。
たけだ‐しんげん【武田信玄】
[1521〜1573]戦国時代の武将。名は晴信。信玄は法名。父信虎を廃して甲斐(かい)の守護となり、信濃一円を制し、上杉謙信と対立、数度に及び川中島で合戦。のち、京都進出を企てて三方ヶ原で徳川...
たけなか‐はんべえ【竹中半兵衛】
[1544〜1579]戦国時代の武将。美濃の人。本名、重治(しげはる)。長篠(ながしの)の戦いの功を認められ、豊臣秀吉の謀将として活躍。
たちばな‐むねしげ【立花宗茂】
[1569〜1643]安土桃山・江戸初期の武将。筑後柳川城主。豊臣秀吉に仕えて文禄の役・慶長の役に活躍。関ヶ原の戦いで西軍に属して敗れ、のち、徳川家康に仕えた。大坂夏の陣後、柳川城主に復帰。
たねがしま‐ときたか【種子島時尭】
[1528〜1579]戦国時代の武将。大隅(おおすみ)種子島の領主。天文12年(1543)漂着したポルトガル人から鉄砲2挺を購入し、その操法と製法を家臣に研究させた。
だて‐まさむね【伊達政宗】
[1567〜1636]安土桃山時代から江戸初期にかけての武将。出羽の人。畠山・蘆名氏を倒して奥州を制覇。のち、豊臣秀吉に仕えて朝鮮に出陣。関ヶ原の戦い・大坂の陣には徳川方につき仙台藩の基礎を固め...
ちょうそかべ‐もとちか【長宗我部元親】
[1539〜1599]戦国時代の武将。土佐の人。国司一条氏を追って土佐さらに四国全土を支配したが、豊臣秀吉の四国征伐で降伏。九州征伐・朝鮮出兵に参加。「長宗我部元親百箇条」は分国法として有名。