おおつき‐げんたく【大槻玄沢】
[1757〜1827]江戸後期の蘭学者。陸奥(むつ)の人。名は茂質(しげかた)、字(あざな)は子煥(しかん)。杉田玄白・前野良沢にオランダ医学とオランダ語を学び、長崎に遊学。著「蘭学階梯」「重訂...
ほそい‐こうたく【細井広沢】
[1658〜1736]江戸中期の儒学者・書家。遠江(とおとうみ)の人。名は知慎(ともちか)。朱子学・陽明学を修め、また、唐様書道を広めた。柳沢吉保に仕え、歴代天皇陵の修築に尽力。
まえの‐りょうたく【前野良沢】
[1723〜1803]江戸中期の蘭学者・医者。名は達。豊前(ぶぜん)中津藩医。青木昆陽に師事してオランダ語を学ぶ。杉田玄白らとのオランダ語版「ターヘル‐アナトミア」(解体新書)の翻訳で指導的役割...
りゅうしゅう‐しゅうたく【竜湫周沢】
[1308〜1388]室町初期の臨済宗の僧。甲斐の人。妙沢とも。夢窓疎石に師事。臨川寺・建仁寺・南禅寺・天竜寺に歴住。画才・文才に富み、水墨画の不動尊は妙沢不動と称された。著「随得集」など。