かざん‐いん【花山院】
京都市上京区にあった清和天皇の皇子貞保(さだやす)親王の邸跡。藤原忠平が伝領し、のちに花山天皇が出家して没するまでの間ここに居住。
花山天皇退位出家後の称。
藤原北家(ほっけ)道長流の家の...
ふじわら‐の‐あきらけいこ【藤原明子】
[829〜900]文徳天皇の女御。良房の娘。清和天皇を生み、藤原氏の外戚としての地位を確立させた。染殿の后。名は「めいし」とも。
みずのお‐の‐みかど【水尾帝】
清和天皇の異称。
みなもと‐の‐しげゆき【源重之】
[?〜1000ころ]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。清和天皇の皇子貞元親王の孫。相模権守(さがみのごんのかみ)。旅の歌を得意とし、また冷泉天皇の東宮時代に奉った百首は、現存する最古の百首歌とし...
みなもと‐の‐つねもと【源経基】
[?〜961]平安中期の武将。清和天皇の皇子貞純親王の長子。六孫王と称された。藤原純友の乱鎮定に際し、小野好古に従って活躍。源の姓を賜って臣籍に降下、清和源氏の祖となった。
ようぜい‐てんのう【陽成天皇】
[869〜949]第57代天皇。在位876〜884。清和天皇の第1皇子。名は貞明(さだあきら)。清和天皇の譲位により即位したが、乱行多く、関白藤原基経により廃された。
ろくそん‐のう【六孫王】
《父貞純親王が清和天皇の第6皇子であったところから》源経基(みなもとのつねもと)の異称。