アリストテレス【Aristotelēs】
[前384〜前322]古代ギリシャの哲学者。プラトンの弟子。プラトンがイデアを超越的実在と説いたのに対し、それを現実在に形相として内在するものとした。アテネに学校リュケイオンを開いてペリパトス学...
アルキメデス【Archimēdēs】
[前287ころ〜前212ころ]古代ギリシャの数学者・物理学者。積分法の先駆となる放物線・円・球などの求積法、アルキメデスの原理の発見、揚水器の発明、てこ・重心の原理の解明など多方面にわたって活躍。
アレニウス【Svante August Arrhenius】
[1859〜1927]スウェーデンの物理化学者。電場をかけなくても電解質が水中でイオンに解離しているとする電離説を提唱。また、温度と化学反応速度との関係についての式も提唱。1903年、ノーベル化...
アロン【Aaron】
旧約聖書に登場する人物。レビ人。モーセの兄。預言者としてモーセを助け、イスラエルの民をエジプトから解放。最初の大祭司となり、モーセとともに民を約束の地カナンへ導くが、自身はヨルダン川を渡ることな...
あわたぐち‐よしみつ【粟田口吉光】
鎌倉後期の刀工。名は藤四郎。岡崎正宗・郷義弘とともに「三作」といわれる。「平野藤四郎」「一期一振」などの名物の作者で、特に短刀にすぐれた。生没年未詳。
あんざい‐あつこ【安西篤子】
[1927〜 ]小説家。兵庫の生まれ。中国の知識を生かし、歴史物で筆をふるう。「張少子(チャンシャオツ)の話」で直木賞受賞。神奈川県教育委員会委員、神奈川近代文学館館長を歴任。他に「千姫微笑」「...
アンドレーエフ【Leonid Nikolaevich Andreev】
[1871〜1919]ロシアの小説家・劇作家。初期の写実的ヒューマニズムから厭世(えんせい)的、神秘的作風に転じた。二葉亭四迷など日本の作家にも影響を与えた。小説「沈黙」「血笑記」「七死刑囚物語...
アンペール【André Marie Ampère】
[1775〜1836]フランスの物理学者。アンペールの法則を発見するなど、電気力学の基礎法則を確立。
おおうち‐よしたか【大内義隆】
[1507〜1551]戦国時代の武将。義興(よしおき)の子。周防など7か国の守護。少弐・大友・尼子氏らと対戦。老臣陶晴賢(すえはるかた)の反逆にあい自殺。明・朝鮮から文物を取り入れ、大内版を開板...
おおくぼ‐としみち【大久保利通】
[1830〜1878]政治家。薩摩(さつま)藩出身。討幕派の中心人物で、薩長同盟の推進者。版籍奉還・廃藩置県を敢行し、西郷隆盛らの征韓論に反対。参議・大蔵卿(おおくらきょう)・内務卿を歴任、明治...