うえだ‐あきなり【上田秋成】
[1734〜1809]江戸後期の国学者。浮世草子・読本の作者。大坂の人。本名、東作。別号、無腸。著作に読本「雨月物語」「春雨物語」、随筆「胆大小心録」、歌文集「藤簍冊子(つづらぶみ)」など。
ウォルトン【Ernest Thomas Sinton Walton】
[1903〜1995]英国の物理学者。アイルランド生まれ。コッククロフトと共同で荷電粒子の加速装置を作り、原子核を人工的に変換することに成功し、1951年にノーベル物理学賞を受賞。
しらい‐みつたろう【白井光太郎】
[1863〜1932]植物学者。福井の生まれ。本草学を研究。また、日本の植物病理学の開拓者。著「植物病理学論考」「日本博物学年表」など。
ジョリオ‐キュリー【Joliot-Curie】
(Jean Frédéric 〜)[1900〜1958]フランスの物理学者。パリ出身。キュリー夫妻の長女イレーヌと結婚し、協力して研究を進め、ポロニウムのα(アルファ)線を用いて人工放射能を発...
ハイゼンベルク【Werner Karl Heisenberg】
[1901〜1976]ドイツの物理学者。行列力学の創始、不確定性原理の提唱によって量子力学の基礎を築き、強磁性体の理論・場の量子論・原子核構造論などを発表。1932年ノーベル物理学賞受賞。
ひらが‐げんない【平賀源内】
[1728〜1780]江戸中期の本草学者・戯作者。讃岐(さぬき)の人。名は国倫(くにとも)。字(あざな)は子彝(しい)。号、鳩渓。他に福内鬼外(ふくちきがい)・風来山人・森羅万象などと称した。...
よねざわ‐ひこはち【米沢彦八】
落語家。 (初世)[?〜1714]上方落語の祖。大坂の生玉(いくたま)神社境内で興行した仕方物真似で人気を博す。著作に「軽口御前男」「軽口大矢数」など。 (2世) 京都の落語家。祇園境内など...
ラウエ【Max Theodor Felix von Laue】
[1879〜1960]ドイツの理論物理学者。結晶によるX線の回折を行ってラウエ斑点を発見し、X線が電磁波であることと、結晶が格子構造をもつこととを同時に実証した。1914年ノーベル物理学賞受賞。
ラザフォード【Ernest Rutherford】
[1871〜1937]英国の物理学者。ニュージーランド生まれ。放射線を研究し、原子崩壊説を提唱。α(アルファ)線がヘリウム原子核であることを証明し、中心核をもつ原子模型を提示、さらにα線を当てて...
レントゲン【Wilhelm Konrad Röntgen】
[1845〜1923]ドイツの物理学者。1895年、真空放電の研究中に不透明体を通過する未知の放射線を発見し、X線と名づけた。1901年第1回ノーベル物理学賞受賞。