ナイポール【Vidiadhar Surajprasad Naipaul】
[1932〜2018]英国の小説家。トリニダード‐トバゴ出身、インド系移民の子。西インド諸島のインド系社会の貧困と混迷を描いた「ビスワス氏の家」は代表作。現代社会の精神的荒廃と複雑な政治的現実を...
なかがわ‐かずまさ【中川一政】
[1893〜1991]洋画家。東京の生まれ。春陽会の創立に参加。躍動感あふれる筆触と独自の詩情で知られる。日本画・随筆・書・陶芸などでも活躍。文化勲章受章。
なかむら‐かんざぶろう【中村勘三郎】
歌舞伎俳優。 (初世)[1598〜1658]山城の人。屋号、柏屋。寛永元年(1624)江戸中橋に江戸で最初の歌舞伎劇場猿若座を創立、のち中村座と改称。以後代々俳優と座元を継承。猿若勘三郎。 ...
なかむら‐がくりょう【中村岳陵】
[1890〜1969]日本画家。静岡の生まれ。本名、恒吉(つねきち)。日本画の伝統的技法に近代西欧絵画の表現を取り入れた独自の画風を確立。大阪四天王寺金堂壁画を制作した。文化勲章受章。
なんがく‐えじょう【南岳懐譲】
[677〜744] 中国、唐代の禅僧。慧能に師事。湖南省南岳の般若寺に住み、独自の禅風を広めた。その法系から臨済・潙仰(いぎょう)などの宗派が生まれた。諡号(しごう)、大慧禅師。
ニエレレ【Julius Kambarage Nyerere】
[1922〜1999]タンザニアの政治家。独立運動を指導し、1961年の独立とともに首相、次いで共和国の初代大統領に就任。独自の社会主義路線を推進。
ニコラウス‐クサヌス【Nicolaus Cusanus】
[1401〜1464]ドイツの神学者・哲学者。神秘主義と自然科学の調和を目ざす独自の哲学を説き、地球球体説を擁護し、近世への道を開いた先駆者といわれる。著「知ある無知」など。
ネ‐ウィン【Ne Win】
[1911〜2002]ビルマ(ミャンマー)の軍人・政治家。1962年、クーデターによって政権を掌握。革命評議会議長、次いで大統領となり、独自の社会主義路線を進めた。在任1974〜1981年。
ノルデ【Emil Nolde】
[1867〜1956]ドイツの画家・版画家。強烈な色彩と大胆なデフォルマシオンで、独自の表現主義を推進。宗教的題材を多く描いた。
ハイエク【Friedrich August von Hayek】
[1899〜1992]オーストリアの経済学者。独自の貨幣的景気理論を提示。また、自由主義思想の究明と発展に努力。1974年ノーベル経済学賞受賞。著「景気と貨幣」「資本の純粋理論」など。