パコミウス【Pachomius】
[290ころ〜346]エジプトの修道士。砂漠や荒野での孤独な禁欲生活の慣習を改革し、組織的な修道院を創立した。パコミオス。
ひらの‐けん【平野謙】
[1907〜1978]評論家。京都の生まれ。本名、朗(あきら)。政治と文学、私小説などをテーマに鋭い評論を発表。戦後文学の代表的評論家として活躍。著「島崎藤村」「芸術と実生活」「昭和文学史」など。
ビルドラック【Charles Vildrac】
[1882〜1971]フランスの劇作家・詩人。庶民の平凡な生活を温かく描いた。戯曲「商船テナシティ」など。
ピュロン【Pyrrhōn】
[前360ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。懐疑派の祖。人間の生活理想は心を乱されない静けさ(アタラクシア)にあり、そのためにはあらゆる真偽善悪の判断を中止(エポケー)しなければならない...
ピーセムスキー【Aleksey Feofilaktovich Pisemskiy】
[1821〜1881]ロシアの小説家・劇作家。地方貴族や官吏の腐敗堕落した生活を克明に描いた。小説「千人の農奴」など。
フィリップ【Charles-Louis Philippe】
[1874〜1909]フランスの小説家。貧しい人々の生活を温かい共感をもって描いた。小説「母と子」「ビュビュ‐ド‐モンパルナス」など。
フェリーニ【Federico Fellini】
[1920〜1993]イタリアの映画監督。ネオレアリズモ映画の一翼を担い、人間の精神世界を重視して独特の映像を創造した。代表作「道」「甘い生活」「サテリコン」「カサノバ」など。
フォンターネ【Theodor Fontane】
[1819〜1898]ドイツの小説家。ベルリンの市民生活を写実的に描き出した。作「嵐の前」「エフィ=ブリースト」「シュテヒリン湖」など。
フォール【Paul Fort】
[1872〜1960]フランスの詩人・劇作家。象徴劇運動を推進。また、素朴な日常生活や風土を豊かなイメージでうたった。詩集「フランスのバラード」など。
ふかだ‐ゆうすけ【深田祐介】
[1931〜2014]小説家・評論家。東京の生まれ。本名、雄輔(ゆうすけ)。航空会社に勤務し、長期にわたる海外生活を体験する。国際社会の中でカルチャーショックにさらされながら生きる日本人サラリー...