まつむら‐けいぶん【松村景文】
[1779〜1843]江戸後期の画家。京都の人。松村月渓の異母弟。優麗な花鳥画にすぐれ、月渓の後継者として四条派の発展に貢献した。代表作に「花鳥図襖」など。呉景文。
マハティール【Mahathir bin Mohamad】
[1925〜 ]マレーシアの政治家。医師から国会議員に転身し、1981年に第4代首相に就任。ルックイースト政策やブミプトラ政策を推し進めて同国の発展に尽力し、長期政権を維持した。2003年に退任...
みつざき‐けんぎょう【光崎検校】
[?〜1853ころ]江戸後期の地歌・箏曲(そうきょく)家。京都の人。箏曲の復興運動の先駆者。三味線とは合奏せず、箏だけで合奏・独奏する形式を発展させた。「五段砧」「秋風の曲」などを作曲。
みやはら‐きよし【宮原清】
[1882〜1963]実業家。長野の生まれ。慶大野球部の主将を経て、関西の実業界で活躍するかたわら全国選抜中等学校野球大会の選考委員長を務めた。昭和24年(1949)日本社会人野球協会(日本野球...
みわた‐まさこ【三輪田真佐子】
[1843〜1927]教育家。京都の生まれ。松山に明倫学舎、東京神田に翠松学舎を設立。明治35年(1902)翠松学舎を発展させ、三輪田高等女学校を創設。
むそう‐そせき【夢窓疎石】
[1275〜1351]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。...
ムハンマド【Muḥammad】
[570ごろ〜632]イスラム教の創唱者。メッカに生まれ、神アッラーの啓示を受けて伝道を始める。厳格な一神教を唱え、偶像を厳しく否定したため迫害を受け、622年にメジナに移り(ヒジュラ)、イスラ...
メンデレーエフ【Dmitriy Ivanovich Mendeleev】
[1834〜1907]ロシアの化学者。1869年に元素の周期律を発見。既知の元素の原子量を訂正、未発見の元素の存在と性質を予告。また、ロシア産業の発展のために多方面で尽力。著「化学の原理」。
もとやま‐ひこいち【本山彦一】
[1853〜1932]新聞経営者。熊本の生まれ。明治36年(1903)大阪毎日新聞社長に就任。明治44年(1911)東京日日新聞を買収・統合し、朝日新聞と並ぶ全国紙へ発展させた。
モリス【William Morris】
[1834〜1896]英国の工芸家・詩人・社会思想家。装飾美術の発展に貢献。社会主義運動に参加する一方、印刷・造本の分野でも活躍。叙事詩「地上楽園」、小説「ユートピアだより」。