いちじょう‐てんのう【一条天皇】
[980〜1011]第66代天皇。在位986〜1011。円融天皇の第1皇子。名は懐仁(やすひと)。在位中は藤原道長の全盛時代、宮廷女流文学の最盛期にあたる。
こうしょう‐てんのう【孝昭天皇】
記紀で、第5代の天皇。懿徳(いとく)天皇の皇子。名は観松彦香殖稲(みまつひこかえしね)。都を大和の葛城郡掖上(わきのかみ)に移し、池心宮(いけこころのみや)と称した。
ごいちじょう‐てんのう【後一条天皇】
[1008〜1036]第68代天皇。在位1016〜1036。一条天皇の第2皇子。名は敦成(あつひら)。母は藤原道長の娘の彰子(しょうし)(上東門院)。9歳で即位し、道長が摂政となった。
ごさんじょう‐てんのう【後三条天皇】
[1034〜1073]第71代天皇。在位1068〜1073。後朱雀(ごすざく)天皇の第2皇子。名は尊仁(たかひと)。外戚に藤原摂関家がないため、天皇親政実現に努力。荘園整理令の発布、記録荘園券契...
ごにじょう‐てんのう【後二条天皇】
[1285〜1308]第94代天皇。在位、1301〜1308。後宇多天皇の第1皇子。名は邦治。伏見・後伏見両天皇と持明院統が続いて、大覚寺統の後宇多上皇の抗議により、即位。歌集に「後二条院御集」。
さんじょう‐てんのう【三条天皇】
[976〜1017]第67代天皇。在位1011〜1016。冷泉(れいぜい)天皇の第2皇子。名は居貞(おきさだ)。藤原道長の全盛時代に、失明のため道長の外孫の後一条天皇に譲位。
じょめい‐てんのう【舒明天皇】
[593〜641]第34代の天皇。在位629〜641。名は田村皇子・息長足日広額尊(おきながたらしひひろぬかのみこと)。敏達天皇の孫。蘇我蝦夷(そがのえみし)らに擁立されて即位。飛鳥(あすか)岡...
てんじ‐てんのう【天智天皇】
[626〜672]第38代の天皇。在位668〜672。舒明天皇の第2皇子。母は皇極天皇(斉明天皇)。藤原鎌足の協力で蘇我氏を滅ぼし、皇太子として大化の改新を断行。斉明天皇没後、称制をとり、近江(...
てんち‐てんのう【天智天皇】
⇒てんじてんのう
にじょう‐てんのう【二条天皇】
[1143〜1165]第78代天皇。在位1158〜1165。後白河天皇の第1皇子。名は守仁。親政を行おうとして父の院政と対立した。平治の乱で幽閉されたが、平清盛が救出。