おう‐ちょうけい【王寵恵】
[1881〜1958]中国の政治家・法律家。東莞(とうかん)県(広東省)の人。字(あざな)は亮疇(りょうちゅう)。孫文と親しく、近代的中国法典作成に努力。国際連盟中国代表・国民政府外交部長などを...
おう‐ちょく【王直】
[?〜1557]中国、明代の倭寇(わこう)の首領。歙(しょう)県(安徽省)の人。密貿易の取り締まりを避けて、平戸・五島を本拠に倭寇を率い明の沿岸を襲う海賊となったが、勧誘により帰国して殺された。
おうばく‐きうん【黄檗希運】
中国、唐代の禅僧。閩(びん)県(福建省)の人。黄檗山で出家。のち、百丈懐海(えかい)に師事。門下に臨済義玄がいる。断際禅師。大中年間(847〜860)に没。
きむら‐ひさし【木村栄】
[1870〜1943]天文学者。石川の生まれ。岩手県奥州市の緯度観測所で緯度変化の観測に従事。明治35年(1902)、緯度変化の公式にZ項(木村項)を付加すべきことを提唱。文化勲章受章。
きん‐せいたん【金聖嘆】
[?〜1661]中国、明末・清初の文芸評論家。呉県(江蘇省)の人。名は人瑞(じんずい)。聖嘆は号。「離騒」「荘子」「史記」「杜詩」「水滸伝」「西廂記(せいそうき)」を「六才子書」とよんで推奨、最...
せきぐち‐たかよし【関口隆吉】
[1836〜1889]政治家。江戸の人。字(あざな)は良輔。通称、権助。号、黙斎。関口鯉吉・新村出の父。旧幕臣で、元老院議官・静岡県知事などを歴任した。
そくひ‐にょいち【即非如一】
[1616〜1671]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。明の福清県(福建省)の人。師の隠元に続いて来日し、長崎崇福寺・宇治黄檗山に住した。小倉の福聚寺の開山。黄檗三筆の一人。
たき‐かくだい【滝鶴台】
[1709〜1773]江戸中期の医師。長門(ながと)の人。名は長愷。通称、弥八。儒学を山県周南・服部南郭に学び、医学を山脇東洋らに学んだ。また、仏教・和歌・国史にも通じた。
たちばな‐の‐みちよ【橘三千代】
⇒県犬養橘三千代(あがたいぬかいのたちばなのみちよ)
ちん‐せい【陳誠】
[1897〜1965]中国の軍人・政治家。青田県(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は辞修。蒋介石(しょうかいせき)の下で抗日戦を指導し、軍政部長・国防部参謀総長などを歴任。国共内戦に敗れて...