おう‐しゅく【王粛】
[195〜256]中国、三国時代の魏(ぎ)の学者。東海(山東省)の人。字(あざな)は子雍(しよう)。当時流行していた鄭玄(ていげん)の学問を批判して「聖証論」を著し、「尚書」「毛詩」「三礼」「左...
おう‐めいせい【王鳴盛】
[1720〜1797]中国、清代の歴史学者・経学者。嘉定(江蘇省)の人。字(あざな)は鳳喈(ほうかい)。号は礼堂・西荘。「十七史商榷(じゅうしちししょうかく)」は考証的史学の名著といわれる。詩文...
おおとも‐そうりん【大友宗麟】
[1530〜1587]戦国時代の武将。豊後(ぶんご)臼杵城主。名は義鎮(よししげ)。キリスト教に入信し、洗礼名フランシスコ。北九州6か国を支配。ローマ教皇に少年使節を派遣。天正6年(1578)島...
じょ‐こうけい【徐光啓】
[1562〜1633]中国明の科学者。上海の人。字(あざな)は子先。洗礼名はパウロ。マテオ=リッチから西洋の科学技術を学び、中国に紹介。編著に「農政全書」、編訳に「崇禎(すうてい)暦書」、訳に「...
ソーマ【Rabban Bar Sauma】
[1220ころ〜1294]元の大都(北京(ペキン))生まれの、キリスト教ネストリウス派の僧。エルサレムへの巡礼を志し、1287年、イル‐ハン国から使節として出発。コンスタンチノープル・ローマを経...
ヘイデンスタム【Carl Gustav Verner von Heidenstam】
[1859〜1940]スウェーデンの詩人・小説家。ロマン主義的、理想主義的作風で祖国への愛をうたった。1916年ノーベル文学賞受賞。詩集「巡礼と遍歴の歳月」、小説「カロリーネナ」など。
ほうじょう‐ひでじ【北条秀司】
[1902〜1996]劇作家。大阪の生まれ。本名、飯野秀二。岡本綺堂に師事。新派・新国劇・歌舞伎などの商業演劇の脚本を数多く執筆。作「閣下」「王将」「霧の音」「建礼門院」など。昭和62年(198...
ほそかわ‐ガラシャ【細川ガラシャ】
[1563〜1600]細川忠興の妻。明智光秀の娘。名は玉。ガラシャは洗礼名。高山右近の影響でキリスト教に改宗。関ヶ原の戦いに際し、石田三成に反抗して自殺。
ミケランジェロ【Michelangelo Buonarroti】
[1475〜1564]イタリアの彫刻家・画家・建築家・詩人。レオナルド=ダ=ビンチと並ぶルネサンスの巨匠。彫刻に「ピエタ」「ダビデ」「モーセ」など、絵画にシスティナ礼拝堂の天井画「創世記」および...
ユン‐イサン【尹伊桑】
[1917〜1995]ドイツの作曲家。朝鮮半島の生まれ。大阪や東京で作曲を学ぶ。のち、ドイツに渡りベルリンを中心に活躍したが、1967年にスパイ容疑でKCIAにより連行・投獄された。1969年ド...