カンパネラ【Tommaso Campanella】
[1568〜1639]イタリアの哲学者。ドミニコ会修道士。スペインの圧制下にあるナポリの独立運動に加わり、27年間にわたって投獄されたが、その間に一種のユートピア物語「太陽の都」を書いた。カンパ...
こまき‐おうみ【小牧近江】
[1894〜1978]社会運動家・翻訳家。秋田の生まれ。本名、近江谷駉(こまき)。フランスで社会主義的な国際平和運動「クラルテ運動」に参加。帰国後、文芸雑誌「種蒔く人」を創刊、第三インターナショ...
ささかわ‐りんぷう【笹川臨風】
[1870〜1949]評論家・俳人。東京の生まれ。本名、種郎。俳句結社「筑波会」をおこして句作。のち、「帝国文学」の編集に従事。著「日本絵画史」「東山時代の美術」など。
さるわか【猿若】
1 初期歌舞伎で、こっけいな物まねや口上の雄弁術などを演じた役柄。道化方(どうけがた)の前身。 2 1を主人公とした歌舞伎狂言または所作事。諸種の演目があったが、中村座の寿狂言として伝わる「...
さんとうか【山頭火】
⇒種田山頭火(たねださんとうか)
しぶさわ‐えいいち【渋沢栄一】
[1840〜1931]実業家。埼玉の生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わって渡欧。維新後、大蔵省官吏を経て第一国立銀行を設立。各種の会社の設立に参画し、実業界の指導的...
シーボーグ【Glenn Theodore Seaborg】
[1912〜1999]米国の化学者。原子番号94番のプルトニウム以下、10種の超ウラン元素を核反応で生成させ、その性質を解明した。1951年、E=M=マクミランとともにノーベル化学賞受賞。
ジェンナー【Edward Jenner】
[1749〜1823]英国の医師。痘瘡(とうそう)(天然痘)を研究、牛痘接種法(種痘法)を発見。著「牛痘として知られている痘苗の効果について」。
すずき‐あきら【鈴木朖】
[1764〜1837]江戸後期の国学者。尾張の人。号、離屋(はなれや)。本居宣長(もとおりのりなが)の門下。品詞・活用・語源などの研究に努めた。著「言語(げんぎょ)四種論」「活語断続譜」「雅語音...
そうぎ【宗祇】
[1421〜1502]室町後期の連歌師。姓は飯尾(いいお)と伝えられる。別号、自然斎(じねんさい)・種玉庵(しゅぎょくあん)・見外斎。連歌を宗砌(そうぜい)・心敬・専順に師事。また、古典を一条兼...