ほんだ‐としあき【本多利明】
[1743〜1821]江戸後期の経世家。越後の人。通称、三郎右衛門。江戸に出て、数学・天文学・蘭学などを学び、諸国を歴訪して見聞を広め、重商主義的立場から貿易振興による富国策を説いた。著「経世秘...
みのべ‐りょうきち【美濃部亮吉】
[1904〜1984]経済学者・政治家。東京の生まれ。達吉の長男。東京教育大教授。昭和42年(1967)東京都知事に革新統一候補として当選し、福祉政策・公害対策を進めた。のち、参議院議員。
むらやま‐とみいち【村山富市】
[1924〜 ]政治家。大分の生まれ。昭和47年(1972)日本社会党から衆議院議員初当選。細川連立政権が成立した翌年の平成5年(1993)党委員長に選ばれる。翌年、新生党などと対立が生じ連立離...
メージャー【John Major】
[1943〜 ]英国の政治家。保守党。外相・蔵相を経て、1990年、サッチャーの後任として47歳で首相に就任。学校など公共機関の民営化政策を打ち出した。1997年の総選挙で保守党が惨敗し、首相を...
やすい‐そっけん【安井息軒】
[1799〜1876]江戸末期の儒学者。日向(ひゅうが)の人。名は衡。字(あざな)は仲平。飫肥(おび)藩校の助教、のち、昌平坂学問所教授。考証にすぐれたが、海防・軍備などの政策も論じた。著「左伝...
やなぎさわ‐よしやす【柳沢吉保】
[1659〜1714]江戸中期の大名。徳川綱吉の側用人となり、やがて老中格から大老格となって甲府15万石を領した。文治政策を推進したが、綱吉の失政の責任を一身に負わされ、綱吉死後は隠棲。
ユヌス【Muhammad Yunus】
[1940〜 ]バングラデシュの経済学者。バングラデシュ(当時は英領インド帝国)のチッタゴン生まれ。ダッカ大学卒業後、米国バンダービルト大学で博士号取得。帰国後はチッタゴン大学の経済学部長となる...
ヨハネス【Johannes】
ローマ教皇の名。 (22世)[1245ころ〜1334]アビニョン時代の第196代教皇。在位1316〜1334。フランスの政策に同調してドイツの皇帝選挙に干渉。教皇庁の組織・財政再建に努めた。 ...
ラスウェル【Harold Dwight Lasswell】
[1902〜1978]米国の政治学者。精神分析の方法を政治学に導入して、政治行動の実証的研究を行った。政策学の提唱者でもある。著「権力と人間」「政治」など。
リスト【Franz von Liszt】
[1851〜1919]ドイツの刑法学者。応報刑主義を批判して、目的刑主義や主観主義刑法理論を展開。また、刑事政策・社会政策の重要性を説いた。著「ドイツ刑法教科書」など。