ほし‐しんいち【星新一】
[1926〜1997]小説家・SF作家。東京の生まれ。本名、親一。ショートショートの名手として知られ、1000編を超える作品を発表。「ボッコちゃん」を収録した「人造美人」や、「未来いそっぷ」「妄...
ボルヘス【Jorge Luis Borges】
[1899〜1986]アルゼンチンの詩人・小説家。該博な知識に基づいた幻想的作風で知られる。詩集「ブエノスアイレスの熱狂」、短編集「伝奇集」「エル=アレフ(不死の人)」など。
まえだ‐なつかげ【前田夏蔭】
[1793〜1864]江戸後期の国学者。江戸の人。通称、健助。号、鶯園。清水浜臣に国学を学ぶ。「蝦夷志料」を編集するが完成を見ずに没。
マラマッド【Bernard Malamud】
[1914〜1986]米国の小説家。挫折や悲運のなかにあって、常に新たな生の可能性を求める人間の姿を描いた。長編「アシスタント」「修理屋」、短編集「魔法の樽」など。
みた‐まさひろ【三田誠広】
[1948〜 ]小説家。大阪の生まれ。編集者、フリーライターを経て文筆活動に入る。「僕って何」で芥川賞受賞。他に「いちご同盟」「地に火を放つ者」「恋する家族」など。評論・随筆も多い。
みなもと‐の‐いえなが【源家長】
[?〜1234]鎌倉初期の歌人。後鳥羽上皇に仕え、和歌所開闔(かいこう)となり、新古今集の編集に当たった。著「源家長日記」は和歌史の貴重な資料。
みよし‐きよゆき【三善清行】
[847〜919]平安前期の漢学者。文章博士(もんじょうはかせ)兼大学頭(だいがくのかみ)。経史・詩文に通じ、上奏文の「革命勘文」「意見封事十二箇条」は有名。また、「延喜式」の編集に参加。著「藤...
むらまつ‐ともみ【村松友視】
[1940〜 ]小説家。東京の生まれ。梢風の孫。編集者を経て執筆活動に入る。プロレスや芸能人をテーマにした独特な語り口の小説で文壇に新風を吹き込む。「時代屋の女房」で直木賞受賞。他に「鎌倉のおば...
メーリング【Franz Mehring】
[1846〜1919]ドイツの社会主義者・歴史家・文芸理論家。1891年、社会民主党に入党、機関誌「新時代」の編集を担当。マルクス主義理論家として党左派に属し、のちスパルタクス団・共産党の結成に...
やまかわ‐まさお【山川方夫】
[1930〜1965]小説家。東京の生まれ。本名、嘉巳(よしみ)。田久保英夫らと「三田文学」を復刊し編集長として活躍。自らも小説を執筆し「演技の果て」などで4度の芥川賞候補、「クリスマスの贈物」...