ケインズ【John Maynard Keynes】
[1883〜1946]英国の経済学者。有効需要論・乗数理論・流動性選好説を柱とする主著「雇傭・利子および貨幣の一般理論」により、失業と不況の原因を明らかにして完全雇用達成の理論を提示し、のちにケ...
こうとう‐の‐ないし【勾当内侍】
掌侍(ないしのじょう)四人のうちの第一位の者。天皇への奏請の取り次ぎ、勅旨の伝達をつかさどる。長橋(ながはし)の局(つぼね)。長橋殿。 「太平記」に登場する美女。後醍醐天皇に仕えて勾当内侍と...
ときわ‐ごぜん【常盤御前】
源義経の母。近衛天皇の中宮九条院の雑仕(ぞうし)であったが、源義朝の妾となり、今若・乙若・牛若(義経)を生んだ。義朝の死後、母と子の赦免を条件に平清盛の妾となり、のち、藤原長成に嫁したと伝えられ...
とよたけ‐やましろのしょうじょう【豊竹山城少掾】
[1878〜1967]義太夫節の太夫。東京の生まれ。本名、金杉弥太郎。前名、古靭(こうつぼ)太夫。秩父宮家から山城少掾を受領。義太夫節の古格を守りつつ、近代的芸風を確立。「熊谷陣屋」「道明寺」な...
とよたけ‐わかたゆう【豊竹若太夫】
義太夫節の太夫。 (初世)[1681〜1764]大坂の人。通称、河内屋勘右衛門。初世竹本義太夫の門人。元禄16年(1703)豊竹若太夫を名のり、竹本座に対抗して豊竹座を創設。のち、上野少掾・越...
にった‐よしあき【新田義顕】
[?〜1337]鎌倉末期・南北朝時代の武将。義貞の長男。建武政権崩壊後、義貞と越前金崎(かねがさき)城を守ったが、足利方に攻められて落城、尊良(たかなが)親王とともに自害した。
マルクス【Karl Heinrich Marx】
[1818〜1883]ドイツの経済学者・哲学者・革命家。科学的社会主義の創始者。ヘーゲル左派として出発し、エンゲルスとともにドイツ古典哲学を批判的に摂取して弁証法的唯物論、史的唯物論の理論に到達...
まんさい【満済】
[1378〜1435]室町前期の真言宗の僧。京都の人。足利義満の猶子となり、醍醐寺座主(ざす)・東寺長者・准三后となった。足利義満・義持・義教の3代にわたって尊信が厚く、幕政の中枢に関与し、黒衣...
みなもと‐の‐よしひら【源義平】
[1141〜1160]平安末期の武将。義朝の長男。15歳で叔父義賢を倒して武名をあげ、悪源太と称された。平治の乱で父義朝に従って奮戦、敗れて美濃に逃れた。父の死後、京都に潜入して平清盛をねらった...
みやざわ‐としよし【宮沢俊義】
[1899〜1976]憲法学者。長野の生まれ。東大教授。自由主義的、合理主義的立場に立つ憲法理論で知られた。著「憲法」「日本国憲法」など。