おおいし‐よしお【大石良雄】
[1659〜1703]播磨(はりま)赤穂(あこう)藩士。浅野長矩(あさのながのり)の家老。名は「よしたか」とも。通称、内蔵助(くらのすけ)。主君長矩の刃傷事件により浅野家断絶後、元禄15年12月...
おおうち‐ひょうえ【大内兵衛】
[1888〜1980]経済学者。兵庫の生まれ。東大教授。のちに法政大学総長。マルクス(主義)経済学の立場で、日本経済学の形成に寄与。その門下からは多くの学者が輩出した。著「財政学大綱」「経済学五...
おおうち‐よしおき【大内義興】
[1477〜1529]室町後期の武将。安芸(あき)など6国の守護として勢力を振るった。永正5年(1508)前将軍足利義稙(あしかがよしたね)を将軍に復職させ、自らは管領代となった。
おおうち‐よしたか【大内義隆】
[1507〜1551]戦国時代の武将。義興(よしおき)の子。周防など7か国の守護。少弐・大友・尼子氏らと対戦。老臣陶晴賢(すえはるかた)の反逆にあい自殺。明・朝鮮から文物を取り入れ、大内版を開板...
おおうち‐よしひろ【大内義弘】
[1356〜1400]室町前期の武将。周防など6か国の守護。南北朝の合一に尽力。朝鮮と交易。3代将軍足利義満と対立し、鎌倉公方(くぼう)満兼と通じて応永の乱を起こしたが堺で敗死。
おざき‐しろう【尾崎士郎】
[1898〜1964]小説家。愛知の生まれ。国士的情熱と正義感にあふれた作品が多い。作「人生劇場」「天皇機関説」など。
おだか‐ともお【尾高朝雄】
[1899〜1956]法哲学者。朝鮮の生まれ。東大教授。国民主権と天皇制の調和を求め、また、マルクス主義法思想を批判。法哲学の啓蒙(けいもう)に尽力。
オーウェル【George Orwell】
[1903〜1950]英国の小説家・評論家。本名、エリック=アーサー=ブレア(Eric Arthur Blair)。スペイン内乱に共和国義勇軍として参加。全体主義を風刺・批判した作品を書いた。作...
かさはら‐じゅん【笠原淳】
[1936〜2015]小説家。神奈川の生まれ。本名、長野義弘。放送作家ののち小説に専念。「杢二(もくじ)の世界」で芥川賞受賞。日常生活にひそむ暗黒部を描く作風で注目される。他に「ウォークライ」「...
かねうり‐きちじ【金売吉次】
源平時代、陸奥(むつ)国の黄金を京で売り、長者になったという伝説的な人物。源義経を陸奥国の藤原秀衡(ふじわらのひでひら)のもとへ案内したという。