ちうん【智蘊】
[?〜1448]室町中期の連歌師。本名、蜷川新右衛門親当(にながわしんえもんちかまさ)。足利義教に仕え、和歌を正徹(しょうてつ)に学んだ。著「親当句集」。
にしざわ‐いっぷう【西沢一風】
[1665〜1731]江戸中期の浮世草子・浄瑠璃作者。大坂の人。名は義教。西鶴以後の代表的浮世草子作者。また、正本(しょうほん)屋を営みながら、豊竹座で浄瑠璃を執筆。浮世草子「御前義経記」、浄瑠...
にっしん【日親】
[1407〜1488]室町中期の日蓮宗の僧。上総(かずさ)の人。号、久遠成院。京都で辻説法をし、本法寺を開創。「立正治国論」を著して将軍足利義教を諫言(かんげん)したため焼き鍋をかぶせられた。
にった‐よしおき【新田義興】
[1331〜1358]南北朝時代の武将。義貞の二男。関東でしばしば北朝方と戦ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)らに敗れて越後に逃れた。のち、足利方の策により、武蔵国多摩川の矢口の渡で謀殺された。
にのみや‐そんとく【二宮尊徳】
[1787〜1856]江戸後期の農政家・思想家。相模の人。通称、金次郎。農家に生まれ、没落した家を再興。のち、諸藩・諸村の復興に尽力、幕臣となった。徹底した実践主義者で、その思想・行動は報徳社運...
にんみょう‐てんのう【仁明天皇】
[810〜850]第54代天皇。在位833〜850。嵯峨天皇の第2皇子。名は正良(まさら)。深草帝とも称する。在位中に令義解(りょうのぎげ)の施行、日本後紀の編集などが行われた。
ネ‐ウィン【Ne Win】
[1911〜2002]ビルマ(ミャンマー)の軍人・政治家。1962年、クーデターによって政権を掌握。革命評議会議長、次いで大統領となり、独自の社会主義路線を進めた。在任1974〜1981年。
ポル‐ポト【Pol Pot】
[1925?〜1998]カンボジアの政治家・軍人。本名サロト=サル。1976年4月から1979年1月まで首相。クメールルージュの最高指導者として過激な共産主義革命を試みた。反対派とみなされて虐殺...
ポロック【Jackson Pollock】
[1912〜1956]米国の画家。抽象表現主義の代表的画家で、床に平らに置かれたカンバスに絵の具を滴らせて画面を構成する手法はアクションペインティングの代名詞ともなった。
レオ【Leo】
ローマ教皇の名。 (1世)[?〜461]第45代教皇。在位440〜461。ペラギウスらの異端と争い、キリスト単性説を排し、正統教義を確立。フン族・バンダル族の侵入からローマを守った。 (3世...