ションガウアー【Martin Schongauer】
[1450?〜1491]ドイツの画家・版画家。ドイツ後期ゴシック絵画の代表者。また、初めて本格的な銅版画活動を行った画家で、デューラーなどに大きな影響を与えた。
しらい‐みつたろう【白井光太郎】
[1863〜1932]植物学者。福井の生まれ。本草学を研究。また、日本の植物病理学の開拓者。著「植物病理学論考」「日本博物学年表」など。
シラー【Johann Christoph Friedrich von Schiller】
[1759〜1805]ドイツの詩人・劇作家。戯曲「群盗」「たくらみと恋」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラングの時代から出発。カント哲学および美学の研究を経て、ゲーテと並ぶドイツ古典主義文学...
シローネ【Ignazio Silone】
[1900〜1978]イタリアの小説家。本名セコンド=トランクィッリ。イタリア共産党の創設に参加。反ファシズムの立場を貫いてスイスに亡命し、地方農民の窮状を告発する作品を発表した。作「フォンタマ...
ジョルジョーネ【Giorgione】
[1477ころ〜1510]イタリアの画家。本名、ジョルジオ=ダ=カステルフランコ。盛期ルネサンス、ベネチア派の代表者の一人。人物と自然とを一体となし、情趣に富む詩的な作品を残した。作「三人の哲学...
ステーン【Jan Steen】
[1626ころ〜1679]オランダの画家。農民や市民の生活を、風刺をまじえてユーモラスに描いた風俗画で知られる。代表作「聖ニコラスの祭り」。
すみい‐すえ【住井すゑ】
[1902〜1997]小説家・児童文学者。奈良の生まれ。農民作家犬田卯(しげる)と結婚し、女性解放・農民文学運動を展開。部落差別と闘う少年を描いた大河小説「橋のない川」(全七部)は代表作。児童文...
たかむら‐こうたろう【高村光太郎】
[1883〜1956]詩人・彫刻家。東京の生まれ。光雲の子。欧米に留学。ロダンに傾倒。帰国後、「パンの会」に加わり、「スバル」に詩を発表。近代美術の紹介に努めた。また、岸田劉生らとフュウザン会...
たかやす‐げっこう【高安月郊】
[1869〜1944]詩人・劇作家・評論家。大阪の生まれ。本名、三郎。詩作のかたわら、イプセンの作品などを翻訳・紹介。また、新歌舞伎を発表。詩集「夜濤集」、戯曲「江戸城明渡」「桜時雨」、評論「東...
たけもと‐こしじだゆう【竹本越路太夫】
義太夫節の太夫。 (2世)竹本摂津大掾(せっつだいじょう)の前名。
(3世)[1865〜1924]大坂の生まれ。2世の門弟。大正4年(1915)文楽座の櫓下(やぐらした)となった。大正期の代...