まるやま‐まさお【丸山真男】
[1914〜1996]政治思想史学者。大阪の生まれ。東大教授。昭和21年(1946)「超国家主義の論理と心理」を発表し、日本の超国家主義を分析。その後も日本型ファシズムと天皇制国家などを論じ、第...
ミル【Mill】
(James 〜)[1773〜1836]英国の哲学者・経済学者。ベンサムの功利主義を継承。著「英領インド史」「経済学綱要」。 (John Stuart 〜)[1806〜1873]英国の哲学者...
モンタギュー【Richard Montague】
[1930〜1971]米国の数学者・論理学者。記号論理学を自然言語の意味論へ応用、モンタギュー文法を構築して形式意味論の創始者となった。
ライプニッツ【Gottfried Wilhelm Leibniz】
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。哲学では、モナド論・予定調和の説を展開。数学では、ニュートンと...
ライヘンバハ【Hans Reichenbach】
[1891〜1953]ドイツ生まれの哲学者。論理実証主義の運動と密接なかかわりをもち、米国に渡って科学哲学の発展に貢献、特に確率論理学を研究した。著「確率論」など。ライヘンバッハ。
ラカトシュ【Imre Lakatos】
[1922〜1974]ハンガリー生まれの科学哲学者。後に英国に渡る。ポッパーの反証主義とクーンのパラダイム論を総合、科学的リサーチプログラムの方法論を提唱した。著「数学的発見の論理」「方法の擁護...
ラッセル【Bertrand Russell】
[1872〜1970]英国の数学者・哲学者。記号論理学を集大成、ホワイトヘッドとともに「数学原理」を著し、分析哲学における人工言語学派の始祖の一人となった。平和運動の国際的指導者としても活躍。1...
リップス【Theodor Lipps】
[1851〜1914]ドイツの心理学者・哲学者。認識論・論理学・倫理学・美学は意識体験を確定する記述的心理学の基礎の上に築かれるべきだと主張。特に、美意識や他我認識における感情移入の意義を強調し...
レビ‐ストロース【Claude Lévi-Strauss】
[1908〜2009]フランスの文化人類学者。親族構造、分類の論理を研究、神話の構造分析を行い、構造主義人類学を確立した。著「悲しき熱帯」「構造人類学」「野生の思考」など。