いしはら‐けん【石原謙】
[1882〜1976]キリスト教史学者。東京の生まれ。東北大教授・東京女子大学長。日本のキリスト教史学を確立した。文化勲章受章。著「基督教史」「キリスト教の源流」など。
こじま‐いけん【児島惟謙】
[1837〜1908]明治時代の裁判官。愛媛の生まれ。大審院長。大津事件に際し、政府の介入に抗して司法権の独立を守った。のち、貴族院議員・衆議院議員。
ひらの‐けん【平野謙】
[1907〜1978]評論家。京都の生まれ。本名、朗(あきら)。政治と文学、私小説などをテーマに鋭い評論を発表。戦後文学の代表的評論家として活躍。著「島崎藤村」「芸術と実生活」「昭和文学史」など。
りょ‐そけん【呂祖謙】
[1137〜1181]中国、南宋の学者。婺州(ぶしゅう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は伯恭。号、東莱(とうらい)。朱熹(しゅき)の友人で、史学に通じ、空論を排した。著に朱熹と共編の「...