いけべ‐よしかた【池辺義象】
[1864〜1923]国文学者。熊本の生まれ。一高教授・御歌所寄人(よりうど)。国文・和歌・古代法を研究。著「日本法制史書目解題」「日本文学史」など。
かく‐しょう【郭象】
[252ころ〜312]中国、西晋の学者。字(あざな)は子玄。河内(河南省)の人。清談にたくみで、「荘子」の注を著し、魏晋のころの玄学思想によって道家哲学を顕彰した。
しんら‐ばんしょう【森羅万象】
[1754〜1809]江戸後期の狂歌師・戯作者・医師。江戸の人。本名、森島中良、のち桂川甫斎。通称、甫粲(ほさん)。狂号、竹杖為軽(たけづえのすがる)。平賀源内の門人で、2世風来山人と称した。洒...
どうもと‐いんしょう【堂本印象】
[1891〜1975]日本画家。京都の生まれ。本名、三之助。初期から各種の技法を駆使し、仏画・寺院襖絵(ふすまえ)を手がけ、第二次大戦後は日本画における抽象表現の追求へと向かった。文化勲章受章。
はやし‐かいぞう【林海象】
[1957〜 ]映画監督。京都の生まれ。モノクロの字幕映画「夢みるように眠りたい」で監督デビュー。音楽ビデオの制作などでも活躍。代表作「二十世紀少年読本」「我が人生最悪の時」「海ほおずき」など。