ブルム【Léon Blum】
[1872〜1950]フランスの政治家・文芸批評家。第一次大戦後、社会党党首となり、1936年に人民戦線内閣の首相。1938年にも首相。第二次大戦中はビシー政府に逮捕されてドイツに送られた。19...
ヘルツル【Theodor Herzl】
[1860〜1904]オーストリアのユダヤ人ジャーナリスト。1897年、バーゼルで第1回シオニスト会議を開催、シオニズム運動を発足させた。著「ユダヤ人国家」など。
ベケット【Samuel Beckett】
[1906〜1989]フランスの小説家・劇作家。アイルランド生まれ。ヌーボーロマンの先駆者とされ、前衛劇の分野でも大きな足跡を残した。1969年ノーベル文学賞受賞。小説「モロイ」、戯曲「ゴドーを...
ほうじょう‐うじやす【北条氏康】
[1515〜1571]戦国時代の武将。氏綱の長男。上杉憲政・古河公方(こがくぼう)足利晴氏を破り、武田・今川両氏と結んで関東進攻を図る上杉謙信に対抗し、後北条氏の最盛期を招いた。検地の実施や伝馬...
ほうじょう‐ときゆき【北条時行】
[?〜1353]南北朝時代の武将。高時の子。鎌倉幕府の滅亡後、信濃にのがれ、建武政権に抗して挙兵。一時鎌倉を回復したが、足利尊氏に敗れた(中先代の乱)。のち、南朝に属して新田義興らに従い、再度鎌...
ほそかわ‐かつもと【細川勝元】
[1430〜1473]室町中期の武将。法名、竜安寺宗宝。再三、管領(かんれい)となり、応仁の乱では将軍足利義政を助けて東軍を率いて戦ったが、陣中に没した。禅宗を信仰し、京都に竜安寺を創建。
ほそかわ‐すみもと【細川澄元】
[1489〜1520]室町後期の武将。政元の養子。家督相続をめぐり前将軍足利義稙(よしたね)を奉じる高国と争って近江(おうみ)・阿波へ逃れ、病没。
ほそかわ‐たかくに【細川高国】
[1484〜1531]室町後期の武将。政元の養子。家督相続をめぐり澄元と対立。前将軍足利義稙(よしたね)を将軍職に復帰させ、管領となって幕政の実権を握った。のち、澄元の子晴元と三好元長に追われ、自刃。
ほそかわ‐ゆうさい【細川幽斎】
[1534〜1610]安土桃山時代の武将・歌人。名は藤孝。足利義晴・義輝・義昭に仕え、のち織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に重用された。歌人としても有名で、三条西実枝から古今伝授を受けた。著「衆妙集...
むそう‐そせき【夢窓疎石】
[1275〜1351]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。...