かつら‐こごろう【桂小五郎】
木戸孝允(きどたかよし)の前名。
きうち‐そうごろう【木内惣五郎】
⇒佐倉惣五郎(さくらそうごろう)
さくら‐そうごろう【佐倉惣五郎】
江戸前期の下総(しもうさ)佐倉領の義民。本名、木内惣五郎。印旛郡公津(こうづ)村の名主。領主の重税を将軍に直訴して処刑されたという。江戸後期、実録本・講釈などによって広く世人に知れ渡るようになっ...
しげやま‐やごろう【茂山弥五郎】
⇒善竹弥五郎(ぜんちくやごろう)
せいりき‐とみごろう【勢力富五郎】
[1813〜1849]江戸後期の博徒。下総(しもうさ)の人。本名、佐助。もと力士で、笹川繁蔵の子分。飯岡助五郎を殺そうとし、逆にその策に乗せられて自殺。「天保水滸伝(てんぽうすいこでん)」に潤色...
ぜんちく‐やごろう【善竹弥五郎】
[1883〜1965]狂言師。大蔵流。京都の生まれ。本名、茂山久治。前名、茂山弥五郎。昭和38年(1963)シテ方金春流(こんぱるりゅう)家元から善竹の姓を贈られて改姓。人間味のあふれた世話物風...
そが‐ごろう【曽我五郎】
⇒曽我時致(ときむね)
そがのや‐ごろう【曽我廼家五郎】
[1877〜1948]喜劇俳優・作者。大阪の生まれ。本名、和田久一。明治37年(1904)曽我廼家十郎とともに劇団曽我廼家を結成、大阪の個性を強く身につけた俳優兼作家として活躍。のちに十郎と分か...
たかひら‐こごろう【高平小五郎】
[1854〜1926]外交官。陸奥(むつ)の生まれ。欧米各国の公使を歴任。ポーツマス講和会議で小村寿太郎とともに全権委員。
なかはし‐とくごろう【中橋徳五郎】
[1861〜1934]実業家・政治家。石川の生まれ。大阪商船社長を退いて政界に入り、政友会に所属。文相・商工相・内相などを歴任。