のうにん‐じゃくもく【能仁寂黙】
《(梵)Śākyā-muniの訳》釈迦牟尼(しゃかむに)のこと。
はしのく‐おう【波斯匿王】
《(梵)Prasenajit》釈迦と同時代の中インド、コーサラ国の王。舎衛城に住み、釈迦教団の保護者であった。波斯匿。
びんばしゃら【頻婆娑羅】
《(梵)Bimbisāraの音写》古代インド、釈迦と同時代のマガダ国の王。釈迦に帰依し、あつく仏法を保護した。息子の阿闍世王に幽閉されて死んだと伝えられる。ビンビサーラ。
ふるな【富楼那】
《(梵)Pūrṇamaitrāyaṇīputraの音写「富楼那弥多羅尼子」の略》釈迦(しゃか)十大弟子の一人。教えを弁舌さわやかに説くことにすぐれ、弟子の中で説法第一と称された。
ぶっ‐し【仏氏】
釈迦(しゃか)。
僧侶。仏弟子。
ぶっ‐そ【仏祖】
1 仏教の開祖。釈迦(しゃか)のこと。 2 仏と祖師。 3 仏法を体得したすぐれた禅僧。
ぶつだ【仏陀】
《(梵)Buddhaの音写。覚者・智者の意》釈迦牟尼(しゃかむに)の称。のちには、修行を積み正しい悟りを得た人の意にも用いられる。ぶっだ。
ぶつ‐も【仏母】
仏語。 1 法、すなわち教えのこと。 2 般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)、すなわち智慧のこと。 3 釈迦(しゃか)の実母の摩耶夫人(まやぶにん)、または養母の摩訶波闍波提(マハープラジャーパティ...
マハービーラ【(梵)Mahāvīra】
《偉大な英雄の意》[前444ころ〜前372ころ]ジャイナ教の開祖。本名はバルダマーナ。釈迦とほぼ同時代の人。インド北部ビハールに生まれ、30歳で出家、12年間の苦行ののち大悟を得た。ジナ(勝者の...
まや【摩耶】
《(梵)Māyā》釈迦牟尼(しゃかむに)の生母。カピラ城主浄飯(じょうぼん)王の妃。出産のため実家に帰る途中藍毘尼園(らんびにおん)で釈迦を生み、7日後に没したという。死後、忉利天(とうりてん)...